2021年04月24日20時18分
プロ野球楽天の田中将大投手が、本拠地の楽天生命パーク宮城（仙台市）で８年ぶりに登板。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり入場者は限られたが６６１９人が球場に足を運び、その姿を見守った。
客席には「おかえり」と書かれた約１万枚の応援ボードが用意された。先発出場する選手を紹介する球場敷地内のエリアでは田中投手の写真の前で撮影をするため、ファンが行列をつくった。
自身のタオルを掲げ、惜しみない拍手を送るファンの姿に、田中投手は「応援してもらえることはプレーヤーとしてはすごく幸せなこと。勝ってその景色を見ることができたので、すごくよかった」と感謝した。
中沢隆之さん（４１）は、仙台凱旋（がいせん）登板を見るため山形県から駆け付けた。「マー君だから期待が違う。今年初の試合がいい試合でよかった」と笑顔。仙台市在住の主婦菊池優美子さん（３７）は田中投手の個人ファンクラブにも入会しているほど熱狂的なファンだ。「無事に勝ちが見られて本当によかった」とほっとした表情を浮かべた。 
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