神奈川県内で1日、新型コロナウイルスに感染し、入院していた横浜市の男性2人の死亡と、79人の感染が明らかになった。このうち44人が感染経路不明。県や、横浜、川崎、相模原、横須賀の4市の保健当局が発表した。
横浜市によると、死亡したのはクラスター(感染者集団)が発生した戸塚共立第1病院(戸塚区)の入院患者だった90代男性と、9月15日に感染が判明した80代男性。また、40人の感染を発表。30代女性はクラスターが発生した市立脳卒中・神経脊椎センター(磯子区)の看護師。同センターの感染者は計9人になった。国勢調査員の40代女性の感染も分かった。
県は9人の感染を発表した。大和市の50代女性はクラスターが発生した介護老人保健施設「大地」の職員。この施設の感染者は6人目。同市の20代女性は訪問介護で働いており、サービス利用者を検査する。
横須賀市は7人の感染を発表。国勢調査員の70代男性は9月14~17日に調査書類を約120世帯に配布し、手渡ししたケースもあったが、発症が24日のため調査世帯への感染はないという。20代の女性陸上自衛隊員は久里浜駐屯地の勤務。同僚ら7人をPCR検査する。
川崎市は60代男性介護施設職員や20代女性医師ら22人の感染を、相模原市は50代男性の感染をそれぞれ発表した。
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