神奈川県庁
神奈川県内で３１日、新型コロナウイルスに感染した横浜市の８０代男性１人と川崎市中原区と川崎区のともに８０代男性の計３人の死亡と、過去最多の５８８人の感染が新たに明らかになった。このうち３６９人が感染経路不明。新規感染者が５００人を超えるのは初めて。県や、横浜、川崎など６市の保健当局が発表した。
横浜市が発表した感染者は過去最多の２８０人。元気会横浜病院（緑区）、市内の有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、食品関係の工場でそれぞれ職員１人の感染が分かりクラスター（感染者集団）は７２人、３７人、１５人、１５人、６人となった。
神奈川県が発表した９７人も過去最多。看護師１人の感染が判明した平塚保健福祉事務所管内の病院で入院患者５人の感染が分かり、クラスターと認定した。５人の感染が判明している厚木市内の病院で新たに医療従事者１人の感染が分かった。
川崎市も過去最多の１００人の感染を発表した。６７人の感染経路が不明。クラスターが発生した市南部の病院で入院患者の６０代女性が新たに陽性と判明し、感染者は職員を合わせ計３０人に。川崎区の有料老人ホームは計１１人になった。
相模原市の４３人も過去最多。相模原協同病院（緑区）で職員４人の感染が分かり、クラスターは計１２人となった。
横須賀市は１９人、藤沢市は２０人、茅ケ崎市は２９人の感染を発表した。
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