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コロナ禍で香りを楽しむサブスクが人気を呼んでいる。
東京・銀座にある「香源」は、およそ5,000種類ものお香を取り扱うお香の専門店。
店内では、女性客が店員さんに相談しながら香りを試していた。
30代女性「仕事で在宅の時があったんですけど、1日中たいてたり。リラックスできる。(仕事が)はかどりました」、「(お香を)たく回数は増えている。きょうはもう家で仕事だとなると、朝たいて『きょうも1日頑張ろう』と」
長くなった“おうち時間”に、気分を切り替えるためにお香を使う人が増えているという。
そんな中、この店では4月からあるサービスを始めた。
それが、お香のサブスク。
毎月1カ月分のお香が送られ、2種類か6種類どちらか選択できる。
価格はどちらも1,650円。
香源 代表取締役社長・菊谷勝彦さん「『コロナで外に出られない』、『季節を感じられない』ということを、お声としてすごくいただくようになった」
例えば、6月なら「梅雨入り間近のジメジメさを吹き飛ばすすっきりとした香り」のように、その季節をイメージした香りをサブスク限定で楽しむことができる。
香源 代表取締役社長・菊谷さん「最初出した時は、本当にニーズがあるのかと思ったけど、予想以上にありました」
特に40代から60代の女性に人気で、サービス開始以降、利用者が増え続けているという。
一方、2年前にサービスを開始し、会員数が2020年4月から1年間で10倍以上だという、今、注目のサブスク。
利用者の楽しみ方は...
利用者(30代)「これは最初に頼んだ『ジョーマローン』の『ブラックベリー&ベイ』です。すごく爽やかな香りで、男性でも女性でもつけやすいですね。普段使うのにちょうどいいと思います」
サブスクサービス「COLORIA」が提供するのは、香水のサブスク。
家で過ごす時間に気分転換のため香水を使うようになったという利用者の女性。
利用者(30代)「(家で)あんまりつけてなかったけど、ちょっとつけると気分が変わるので、気分を変えたい時はつける。選べる楽しみがあって楽しいです」
毎月1,980円から、シャネルやグッチなどの高級ブランドを含むおよそ500種類の中から好きなものを選ぶことができる。
香水だけでなく、ルームフレグランスやバスグッズまで。
詰められた香水は4mL。
1カ月で使い切る量のため、ボトルを買ったものの使い切れないという悩みを解決してくれる。
なぜ外出する機会の減った今、香水のサブスクが人気なのか。
「カラリア」代表取締役CEO・南木将宏さん「今まで香水は『対、外』といいますか、ほかの人に向けて自分の香りをアピールする側面も大きかったのかなと思うけど、今は自分に対して使用するというところでは、香りっていうものの新しい考え方が出てきているのかなと思う」
からの記事と詳細 ( おうち時間に“香り”サブスク “お香”で感じる「季節の移ろい」 - FNNプライムオンライン )
https://www.fnn.jp/articles/-/187733
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