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Tuesday, July 6, 2021

始球式大役、和歌山北レスリング部・山路君 - 朝日新聞デジタル

滝沢貴大

 第103回全国高校野球選手権和歌山大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の9日の開幕試合で、和歌山北高レスリング部主将で、昨年度の全国大会を制した山路太心君(3年)が「アスリート始球式」をする。山路君は「速い球を投げて、会場を驚かせたい」と楽しみにしている。

 山路君は幼稚園のとき、友人に誘われてレスリングを始めた。何カ月も練習した技を試合できめることが楽しく、競技に打ち込んだ。県内屈指の強豪・和歌山北高に進学すると、2年のときの全国大会の階級別(71キロ級)で1位に輝いた。現在は主将も務め、昨年中止になった夏のインターハイや国体での優勝を目指して練習を重ねている。

 アスリート始球式の話を聞いたときは「一生に一度あるかないかの好機」と快諾した。野球をしたことはないが、観戦するのは好きで、野球部の友達もいる。「1打席、1点のために何日も素振りをするようなところは、レスリングと共通していると思う」

 現在は始球式に向け、練習の合間にレスリング部の同級生らとキャッチボールを重ねている。「昨年はコロナで大きな大会がなくなり、自分も野球部も苦しい1年だったと思うが、そこで折れずに取り組んできたことは、無駄にはならないと思う」。そんなエールも込めて投げたいという。

 開幕試合は9日午後1時半から、紀三井寺公園野球場で開かれる。(滝沢貴大)

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