妊婦を優先した新型コロナウイルスのワクチン接種について、仙台市では早ければ来週から接種を始められるよう調整していることが分かりました。 郡市長「（妊婦の）体調の状況をご存じの医師が対応するのが望ましい。産科などで接種をしてもらえるよう話をしている」 仙台市では、千葉県で感染した妊婦の入院先が見つからず、自宅で出産した赤ちゃんが亡くなったことや、重症化や早産のリスクが指摘されていていることから、妊婦への優先接種の検討を進めてきました。 現在、市内の産婦人科を中心とした医療機関に協力を呼び掛けているということです。 仙台市では、追加で供給するワクチンの量など、協力を得られた医療機関と調整を進め、早ければ来週から接種を始めたいとしています。 妊婦を対象にしたワクチンの優先接種については、石巻市で31日から接種が始まるほか、富谷市や塩釜市など宮城県内複数の自治体が実施を決めています。
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