熊本県と熊本市は２６日、６３５人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の土曜日から約１３％減少。累計感染者数は４万７７１９人（うち熊本市２万５４１３人）となった。
死亡の発表は５人で、熊本市の８０代と９０代の男性、１００歳代の女性、八代市の９０代女性、天草保健所管内の８０代男性が亡くなった。全員が入院していた。県内の感染者の死亡は、累計２２０人となった。
新規感染者の居住地別は、熊本市３０６人、八代市７２人、宇城市３２人など。年代別では１０歳未満が１２６人、４０代９８人、３０代９６人、１０代８８人と続いた。医師の診断で判定する「みなし陽性」は６人だった。
新たなクラスター（感染者集団）は４件。熊本市中央区の指定通所介護事業所と小学校、西区の医療機関、北区の小学校で確認され、累計は３４２例となった。一方、球磨村役場など５件のクラスターを収束と判断した。
２６日現在の県内の病床使用率は前日より２・３ポイント下がって４８・５％、熊本市は０・７ポイント下がり７１・６％だった。（山口尚久）
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