日本維新の会の松井一郎代表は25日、ロシア軍によるウクライナへの大規模な侵攻について、「『力による現状変更』は国連やわれわれと価値観を共有する国にとってはあってはならないことだ」と批判した。その上で、「対岸の火事ではない。自国はしっかりと自分たちで守る決意と覚悟が必要だ」と強調した。大阪市役所で記者団に語った。
「同盟国の米国に一切(ロシアと)付き合わないように、というぐらいの提案をする必要がある」とも述べ、岸田文雄首相に毅然(きぜん)とした対応を求めた。
松井氏はまた、共産党の志位和夫委員長が自身のツイッターでウクライナ侵攻を強く批判する一方、ネット上で噴出した「9条懐疑論」を牽制(けんせい)したことなどを踏まえ、「共産はまた9条でどうのこうの言ってるけど、あの人たちはロシアの味方なんかなと思う」と語った。
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