政府は経済財政運営の指針「骨太の方針」の原案を示しました。人への投資や防衛力の抜本的強化などが掲げられています。
骨太の方針の原案では、岸田総理大臣の目玉政策「新しい資本主義」を実現するために「人への投資」を重点的に行うとして、選択的週休3日制の導入促進や博士課程学生の処遇向上、出産育児一時金の増額などが盛り込まれました。
また、ロシアのウクライナ侵攻や中国の海洋進出を念頭に、安全保障環境は一層厳しさを増している」として「防衛力を抜本的に強化する」と明記しました。
国と地方の基礎的財政収支を黒字化させる財政健全化目標については維持する姿勢は示したものの、去年の方針には記されていた2025年度としている黒字化の目標時期や「堅持する」との表現を削除しました。
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