Tamona: 唐辛子とミントで爆発的な香り「夏野菜とサラダチキンの和え春雨」のレシピ【Ki Yamamoto】

みなさんこんにちは！　ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoです。

家でできる簡単アジアご飯レシピ。今回は、タイでよく食べられている春雨サラダのヤムウンセンをベースにした、和え麺ならぬ「和え春雨」です。

サラダチキンと夏野菜、スーパーでも手に入るスペアミントをたっぷり入れ、市販のチリソースを使ったスパイシーな甘辛だれで和えたひと皿は、食欲の落ちる夏にぴったりですよ！

少ない量でもお腹いっぱいになる春雨。今回は、じゃがいもでんぷんを使った国産のものを使いました。緑豆春雨よりは熱に弱いもののやや太めでやわらかく、たれがなじみやすいです。

僕は、スープには煮崩れしにくい緑豆春雨を、サラダにはじゃがいもでんぷんの春雨を、と使い分けています。

（甘辛だれ）

1. ミニトマトは、ヘタを取ったら8等分に切ります。ズッキーニはミニトマトのサイズに合わせて角切りに、オクラもサイズを合わせて斜めに切ります。サラダチキンは手で食べやすい大きさに割きます。

オクラとズッキーニは、軽く茹でると食べやすくなりオススメです。鍋に水（分量外）を入れて沸かし、オクラ、切ったズッキーニを入れて20秒ほど茹でます。オクラは茹でてから切ります。

2. ミックスナッツは包丁の腹や、麺棒などで細かく砕きます。スペアミントは、水洗いして太い軸を外しておきます。

3. 鍋に水（分量外）を入れて沸かし、春雨を入れたら、パッケージにある規定の時間茹でます。流水にとって、水気を切ります。

4. ボウルに甘辛だれの材料をすべて入れ、よく混ぜ合わせます。

チリソースは豆板醤でも代用可能です。豆板醤は塩気が強いので、大さじ1（20g程度）を目安に、味を確かめながら調節して入れてください。

海外では、砂糖といえばグラニュー糖を使うところが多いです。ここでもグラニュー糖を使いましたが、なければ上白糖など家にある砂糖でOKです。グラニュー糖は、上白糖と比べるとスッキリしていて素材の味を活かしやすいので、料理にも使ってみてください。

5. 大きめのボウルに春雨を入れ、1、ミックスナッツ半量、スペアミント（少し残しておく）、桜えび、甘辛だれを加えてよく混ぜます。

6. 器に盛り付け、残りのミックスナッツとスペアミントをのせます。ライムを添えて、絞りながら食べるのがオススメです。

具沢山の和え春雨、美味しさのポイントは食感と香りです。

ツルツルとやわらかな春雨。そして、シャキシャキ食感のオクラやズッキーニ、歯ごたえのある桜えびとカリカリのナッツ。いろいろな食感を合わせることで単調にならず、あとを引く甘辛だれが、それらを1つにまとめてくれます。最後まで飽きずに食べられますよ。

ライムを絞るとさらに爽やかに食べられて美味しいです。

そして、このレシピで僕がとくに気に入っているのが、唐辛子とスペアミントを同時に食べたときに広がる爆発的ないい香り！　辛いのが苦手でなければ、ぜひ唐辛子も入れてみてください。

ちなみに、スペアミントは刻んでサラダのドレッシングに混ぜたり、マヨネーズに混ぜて野菜のディップソースを作ったりするのもオススメですよ。

野菜もタンパク質も摂れる和え春雨。暑い日に食べるとヤミツキになりますので、みなさんぜひ作ってみてくださいね。それではまたお会いしましょう！

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Tamona