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Saturday, July 1, 2023

プラダ パラドックス オーデパルファムが日本上陸 矛盾が持つ美を表現した香り - FASHIONSNAP.COM

 「プラダ(PRADA)」の新たなアイコンフレグランス「プラダ パラドックス オーデパルファム」が、日本に初上陸し、9月20日に発売する。30mL(税込1万1550円)、50mL(同1万5950円)、90mL(同2万2550円)の3サイズに加えて、100mLのリフィル(同2万900円)を揃える。

 プラダ パラドックス オーデパルファムは、ブランドのクリエイティビティを支えてきた、クラフトマンシップとテクノロジー、伝統とモダニティー、チャレンジ精神と洗練さ、厳格さと幻想性などの相反する要素の「矛盾(パラドックス)」が持つ魅力を表現。遊び心や再構築の探究によって進化していくプラダならではの、型にはめることのできない自分らしさを香りに落とし込んだ。ブランドを共同で導いているクリエイティブ・ディレクターのミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simons)がディレクションし、ジボダン社マスター調香師であるナデージュ・ ル・ガランテゼック(Nadège Le Garlantezec)、シャマラ・メゾンデュー(Shyamala Maisondieu)、アントワーヌ・メゾンデュー(Antoine Maisondieu) がブレンドを手掛けた。

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 香りはネロリやジャスミンの花を中心としたブーケのようなタイムレスなフローラルノートでありながら、強さやアバンギャルドさを兼ね備えたアンブロフィックス、意外性を生むユニークなムスクのアコード・セレノイドを融合し、鮮やかで明るい印象と共に深みのあるフローラルアンバーに仕上げた。ネロリは通常では花からエッセンスを抽出するが、開花前のつぼみから抽出したエッセンスを使用することでフローラルフレッシュな香りが際立つ。また、高い拡散性が特徴の新しいホワイトムスクの香料セレノイドを採用し、最初から最後まで香り全体を支え、フレッシュさと奥深さを実現した。

 ボトルデザインでも“矛盾”の美学を追及し、ブランドを象徴するトライアングルロゴをモチーフに、フレグランスでは珍しい自立する三角形に仕上げた。コーラルピンク色のボトルにブラックのロゴをあしらい、フェミニンでありながら力強さも兼ね備えた。外箱にはアイコニックな素材であるサフィアーノレザーのクロスハッチ加工を想起させる模様をデザイン。外箱はブランドロゴの一部を「PARADOXE」の文字が隠すように重ねるなど、随所に「パラドックス」を差し込んでいる。そのほか、環境に配慮した香料の調達や、リサイクル可能なボトルおよび外箱の採用、リフィラブルによる材料の削減などにも取り組む。

 キーヴィジュアルには「プラダ ビューティ」のアンバサダーを務めるエマ・ワトソン(Emma Watson)を起用。キャンペーンムービーは自身初の監督作で、背景が異なる8人のエマが矛盾を抱えながらも、多面的な魅力を持つ女性を表現した。

 同製品は昨年9月にイギリスを中心にグローバルで発売。エマを起用したヴィジュアルや、キャンペーンムービーが話題を集め、タイムレスでいてモダンな香りで支持され、約1ヶ月でラグジュアリーフレグランスカテゴリーの売上ランキングにおいて、イギリスで8位、中国で6位を獲得するなど好調なスタートを切った。

 なお、プラダは2003年からプーチ(PUIG)と美容製品に関するライセンス契約を結んでいたが、2019年にロレアル(L'OREAL)と美容製品の開発と販売に関する長期ライセンス契約を締結した。

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Image by: PRADA

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