三重県伊賀市のメナード青山リゾートのハーブガーデンで、ジャーマンカモミールが見頃を迎えた。30日は、かれんな白い花が風に揺れ、ミツバチやチョウが蜜を求めて飛び回っていた。来月上旬まで楽しめる。
カモミールはキク科の一年草で代表的なハーブの一つ。花の黄色い中心部に触れるとリンゴを思わせる甘い香りが漂う。園内の1700平方メートルに約2万5千株のジャーマンカモミールが植えられている。今月中旬に開花した。
津市から夫婦で訪れた西山由紀子さん（71）は「一面に咲いていてきれい。リンゴのような香りがするなんて初めて知った」と笑顔をみせた。入園料は中学生以上1100円。来月15、16日には花を摘み取る収穫体験が行われる。
花畑一面に咲き誇るジャーマンカモミール＝３０日、三重県伊賀市のメナード青山リゾートで（森研人撮影）
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