吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。6月27日(土)の放送では、兵庫県・有馬にある佃煮屋「川上商店」の大熊健太さんに「サンショウミント」についてお話を伺いました。
兵庫県・有馬といえば、温泉地として知られていますが、食の世界では、「有馬山椒」が有名です。 「有馬山椒」は、六甲山脈に自生する山椒の総称。料理人たちの間で、柑橘のような香りの良さが評判となり、広がっていきました。 そんな有馬で、室町時代から続く老舗の佃煮屋「川上商店」が4年前に立ち上げたのが、山椒の専門店「山椒彩家」です。
“日本が世界に誇る山椒の香りを知ってほしい”と、ドレッシングやマヨネーズ、お菓子など、さまざまな商品を開発しています。 なかでも注目なのが、「サンショウミント」。 若い人から年配までの多くの人に、うなぎ以外で使う山椒を知ってもらうために誕生したというこのタブレットは、眠気覚ましやリフレッシュにぴったりと人気を集めています。 「有馬温泉は、車でお越しいただくことが多いのですが、『サンショウミント』を食べて眠たくならないようにしてもらって。いま、マスクをされている方が多いですよね。このタブレットはスースーしますので、口のなかもサッパリするということで、すごく喜ばれています」と大熊さん。
メントールと山椒の心地良さは似ているため、商品が完成するまでには配合の調整に悪戦苦闘したと言います。 苦心のすえにできあがった「サンショウミント」は、口に入れた瞬間、まずメントールのスッとした清涼感が楽しめ、後から山椒の風味が追いかけてくる味わいです。 山椒は、英語で「ジャパニーズ・ペッパー」。日本の香辛料の素晴らしさを、日本人にこそもっと伝えていきたいと大熊さん。 「やっぱりね、どこで自生していたか、どこで収穫したかっていうことも大事ですが、山椒は加工がすごく大事なんですね。香りが飛ばないように、熱をかけずに石臼でゆっくり挽くなど、細かい作業がたくさんあるんです。その辺を大事にしています。本当に手作業の世界で、大量生産とは逆の世界ですが、香りが一番だと思いますね」 丁寧な作業で作られた「有馬山椒」の香りが、いつでも手軽に楽しめる「サンショウミント」。みなさんのバッグやポケットにも、ぜひ1ついかがですか? (TOKYO FM「DUNLOP presents みらい図鑑」2020年6月27日(土)放送より)
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July 05, 2020 at 11:10AM
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“日本が世界に誇る山椒の香りを知ってほしい”眠気覚ましやリフレッシュにぴったりの「サンショウミント」(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース
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