SCENTMATIC株式会社(代表取締役:栗栖俊治、本社:東京都、以下「セントマティック」)は、2020年11月、地域特産品の香りから子供の感性を育み、感性で地域を理解し発信する場の提供として、小学生を対象にした感性教育プログラム、香りから物語をつくるKAORIUM クリエイティブアワードを実施しました。香りから言葉を紡ぎ、自分だけの物語を創作するこの体験は、香りを基点に言葉を連想していくことで、子供たちの素直な感性を刺激し、自然と言葉が溢れていきます。地元特産品をテーマに子供たちが香りを深く味わい感性の扉を開いて生まれた物語から、普段から身近な存在である地域の魅力を再発見し、発信できる、今までにないオンラインワークショップを展開しました。
◼️全国各地の”ゆず”の5つの名産地で地元の小学生が参加
今回のテーマは、「地域特産“ゆず”の香り」。日本各地のゆずの名産地である5つの自治体とのコラボレーションにより開催。全6箇所 「福島県 矢祭町」、「長野県 天龍村(天龍小学校)」、「島根県 益田市(都茂小学校)」、「島根県 益田市(ゆず産地づくり協議会)」、「高知県 大豊町(おおとよ小学校)」、「高知県 北川村」にて、地元の小学生を対象にオンラインワークショップを実施しました。地元の小学生が参加し、たくさんの創造性溢れる物語が生まれました。
【ワークショップ概要】
1、地方の名産品について話し合い、発表する
2、地方の名産品の香りを嗅いで、香りに対する理解を深める
3、地方の名産品の香りを言葉にして、世界に1つだけの物語をつくる
◼️想像力を刺激する香りと言葉の力!”ゆず”の香りから連想される地域ならではの個性溢れる言葉から、全員が全く異なる物語が生まれました!
ワークショップでは、最初は緊張気味だったり、ゆずの香りはするけどうまくできない」という声が上がったりもしましたが、ゆずを爪で引っ掻くと「ゆずの香りが強くなった!」など、香りの変化なども言葉にしていく体験の中で、子供たちの表情も明るくなりどんどん引き込まれていきました。ゆずの香りから連想する言葉として、「青」「パシャパシャ」「ゆずはきのこの香り」といったアイデアが溢れ出し、発表では全員が真っ先に手を上げるような、どの地域も笑いが絶えない明るいワークショップとなりました。また、同じ“ゆず“を題材にしても、一人ひとりが独創的で、「自分をゆずと名付けたひまわりのお話」、「相撲の話」、「雨が嫌いなカメが”ゆず”と出会うお話」や、「自然には嬉しい香りと悲しい香りがある」など詩文形式の文章をつくる子供もいたりと、表現力に富んだ作品が多く生まれました。また子供たちからは、「ゆずの香り方を知れて楽しかった」、「最初は物語を作るのが難しく感じたけど、香りから物語がどんどんできて発表できて嬉しかった」、「地元のゆずの素晴らしさをみんなに知って欲しい」などの感想が上がりました。
◼️「えっ!ゆずからこんな言葉が生まれるの?」地域のオトナもびっくり!
”世界に1つだけ”の物語 —作品一部紹介—
香りから生まれたみずみずしい小説のような物語に、「えっ!ゆずからこんな物語が生まれるの?」と、地域のオトナも驚かされました。地元特産品をテーマに、子供たちが香りを深く味わい生まれた物語は、感性で地域を理解し、紡ぎ出されたメッセージ。普段から身近な存在である地域の魅力を再発見し、発信する機会となりました。 ※本アワードは、作品に優劣を決めるものではなく、全ての作品のオリジナリティを称えるものです。開催自治体ごとの作品紹介はこちらからhttps://scentmatic.co.jp/kaorium/award/02/result
■参加団体・自治体様よりコメント
● 最初のアイスブレイクで上手く子供のやる気を引き出してくれていたと感じました。ゆずの香りを確かめる際も、「そのままで」「こすってみて」「押してみて」と色々なアプローチから子供たちの関心を引き出してくれたと思います。香りから「物語」や「絵」を産み出していく作業が、子供たちには少しハードルが高いのではないかと思っていましたが、予想以上に楽しんで取り組んでくれたと思います。是非、機会があれば、別の素材でもチャレンジしてみたい取り組みです。(福島県 矢祭町)
● 子供たちにとってはあるのがあたりまえになっている美都の柚子ですが、柚子そのものからお話を考える活動は経験がなかったので、楽しく取り組んでいました。今回は特に「香り」に注目するとのことだったので、こすったり少し傷をつけたりして、改めて柚子の香りを感じていました。柚子の甘酸っぱい香りから「朝のさわやかな目覚め」をイメージした子、刺激的な香りから「ハリネズミ」を連想した子など、想像はどんどん膨らみ、時間も足りないくらい夢中になって書いていました。香りから想像を膨らませることで、子供たちは私たち大人の発想をどんどん超えてきて、出来上がった作品は、どれも個性的で似たものはありませんでした。今後、さらに柚子に関する調べ学習や体験学習を進めていきますが、今回の経験が柚子を身近に感じる良いきっかけになったと思います。(島根県 益田市 都茂小学校)
● 参加された子供たちは、最初は緊張した表情でしたが次第に自然になって、見ている私も授業に引き込まれていきました。置いてある柚子の香りがほとんどしないのを一生懸命嗅いでいる姿を、ハラハラして見ていましたが、こすったり爪をたてたりして、柚子の香りがわかると子供たちの表情も明るくなりました。そんな柚子で物語をつくるとは、こりゃ難題ですよ・・・でも、子供たちの感性は素晴らしいですね!すぐに驚くような物語が出来ました。この感性が柚子に向かってくれるのだから、私たちも頑張らなきゃと思います。(島根県 益田市 ゆず産地づくり協議会)
■総評
主催『SCENTMATIC株式会社』代表 栗栖 より
地域の名産品から素晴らしい作品が生まれました
今回も子供たちの感性・想像力が存分に発揮された素晴らしい作品が生まれました。
ゆずの香りから「ハリネズミ」や「宇宙生物」が生まれてくるなど、大人では想像もつかない、子供ならではの感性から生み出された自由な発想や情景に驚かされましたし、物語もみずみずしく、のどかで楽しく、思わず微笑んでしまうような作品が生み出されていました。
今回のKAORIUM クリエイティブアワードでは、「地元の名産品(ゆず)」を題材に、教室や会議室に集まった子供たちに東京からオンライン形式(1対多)でワークショップを開催・進行するという点で、セントマティックとしても新しいチャレンジでした。ワークショップがはじまると、子供たちが楽しそうにゆずの香りを嗅ぎ、物語創作のステップへ進むと子供たちの集中力が一気に高まり、夢中になって書き込んでいる様子がとても印象的でした。出来上がった作品を子供たちが嬉しそうに発表してくれる様子には、感動してしまった次第です。子供たちには、地元名産品への愛着や感性を高める機会になってくれればと期待しております。今回ご協力いただきました地方自治体・教育委員会・小学校の職員の皆さま・保護者様には心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
セントマティックでは2021年以降も様々な地方の名産品から、地元の子供たちが物語をつくるワークショップの開催を予定しております。
◼️今後のKAORIUM クリエイティブアワードについて
KAORIUM クリエイティブアワードは、第1回は「お花“ロスフラワー”の香り」、第2回は「地域特産“ゆず”の香り」をテーマに実施しました。今後も地域の香りや、身の回りの香りある様々な題材をテーマに企画を進めています。最新のアワード情報は、随時公開中。これまでの開催情報は(https://scentmatic.co.jp/projects#AnchorLink04)をご覧ください。
◼️協賛コラボレーションをご検討の企業・団体さまへ
KAORIUM クリエイティブアワードは、お花や果物、フレグランスなど、香りある様々な製品・サービスに関わる企業・団体さまとのコラボレーションによる協賛型イベントです。香りから物語をつくる体験は、人々に香りあるモノをより豊かに味わい、楽しみ方を提案し、暮らしの中で香りをより豊かに感じる感性を広げ、企業・団体さまのアセットをより広く・魅力的に表現いただける機会を創出いたします。本アワードへの協賛やコラボレーションについてのお問い合わせは下記「セントマティックお問い合わせ先」までご相談ください。
◼️主催
SCENTMATIC株式会社
セントマティックは、香りの超感覚体験をつくる共創型プロフェッショナル集団です。2019年には、香りと言語の変換システム「KAORIUM (カオリウム)」を開発。テクノロジーの力で香りをより豊かに楽しめる体験をデザインし、人々の香りの感性や生活をアップデートしていきます。
代表者:代表取締役 栗栖 俊治
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目22番7号 6階
URL:https://scentmatic.co.jp/
セントマティックお問い合わせ先:contact@scentmatic.co.jp
"香り" - Google ニュース
November 27, 2020 at 09:33AM
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全国初の香りで地域を盛り上げるプロジェクト!5つの地方自治体で“ゆず”の香りから物語をつくる KAORIUM クリエイティブアワード実施! - PR TIMES
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