神奈川県座間市のアパートで平成29年、15~26歳の男女9人が殺害された事件で、強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職、白石隆浩被告(30)の裁判員裁判の第23回公判が26日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で開かれ、検察側は「卑劣かつ冷酷、猟奇的で残虐、非人間的な犯行だ」として死刑を求刑した。同日午後には弁護側の最終弁論が行われ結審する予定で、判決は来月15日に言い渡される。
殺害の承諾の有無が最大の争点となった今回の公判では、被害者9人を3グループに分けて審理。検察側は被害者全員について殺害の承諾がなかったとする一方、弁護側は「自分の意思で被告宅に行っており、殺害されることを想定していた」などとして承諾殺人罪の適用を主張していた。
検察側はこれまでの中間論告で、4~7人目の被害者について「自殺願望は被告宅に行くことになったきっかけにすぎない」と指摘。8、9人目の事件は「一緒に死ぬ」と嘘をついておびき出した上での「極めて自己中心的な単なる殺人だ」と厳しく非難していた。
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