ゲームオンがPC向けにサービス中の「LOST ARK」は,見下ろし視点で展開し,激しいアクションバトルが楽しめるMMO型のオンラインRPGだ。
美麗なグラフィックスと演出で描かれる壮大なストーリーが主軸となる大作なのだが,プレイキャラが戦闘レベル50に到達し,「ベルン大陸」の一定のクエストまで進行すると大量のコンテンツが一気に開放され,そこから何をすればいいのか迷ってしまう面もある。そこで,レベル50到達以降に開放されるコンテンツをまとめつつ,みんながどう遊んでいるのかを紹介していこう。
ようこそ「LOST ARK」の世界へ。まずは「ストーリー」を堪能して本作を知ろう
キャラクターを作成したら,まずは「メインクエスト」を中心に進めてみよう。最初に体験できるのは各クラスの出身地から始まる物語で,これが本作のチュートリアルにあたるパートだ。スキップもできるが,ストーリーを堪能したい人は,それぞれのクラスで一度は体験してほしい。
レオンハートに到着後も,基本はメインクエストを進めていけば迷うことはなく,「!」マークが付いたサブクエストは,スルーして後から受けても進行上は問題はない。ただ,いずれもメインクエストの移動先に合わせて一緒に進められるよう目的地が設定されているので,どうしても急がなければというわけでないのなら,初めてのプレイでは総当たりでクエストを受けるのをオススメしておこう。
なお,サブクエストを全部スルーした場合,途中でクエストのレベル制限に引っかかり進めなくなってしまうはずだ。サブクエストかストーリーで訪れる一部のインスタンスダンジョンなどをめぐって,残りの経験値を埋める必要が生じるはずなので,この点には注意が必要だ。
また,ストーリーの進行途中で「ガイドクエスト」を通じて生活スキルを入手し,採掘や伐採などができるようになるが,生活コンテンツで入手できる素材などが必要になるのは基本的にレベル50到達以降なので,あまり気にせず進めていこう。
物語が進み,やがて冒険の舞台は大海原へと移っていく。海上には,さまざまな島々が点在するが,これらもレベル50までは気にしなくていい。クエストの進行に沿って進めていこう。
なお,航海協同というクエストが海上で発生(詳細は後述)するが,レベル50に満たない段階ではこれも無理して参加しなくていい。船での移動は修理代などで何かとシリングを消費するので,地盤が固まるまでは出費を控えたいところだ。
そしてレベル50の向こう側へ
装備強化の基本となる「カオスダンジョン」を攻略
早ければ“ベルン北部”に入る前に,キャラレベルは50に到達しているだろう。そこからもう少しメインクエストを進めて,ベルン城でのクエストを受ければ,新たなコンテンツが次々と開放されていくはずだ。
それらの中でも,真っ先に挑戦したいのが「カオスダンジョン」になる(※後述するエポナ依頼もチェックしておこう)。最低難度は装備Lv250で挑戦できるが,メインクエストの報酬アイテムを装備していれば,問題なく満たしているはず。なお,カオスダンジョンに挑戦できるのは,1キャラにつき1日2回(※)だけ。
※1キャラにつき,“共鳴のオーラ”を100ポイント所持(午前6:00に回復)しており,ダンジョン1回の進入で50ポイント消費する
カオスダンジョンは,大量に出現するモンスターを倒して,装備や強化素材を入手するためのPvEコンテンツだ。内部は3つのステージに分かれており,それぞれのステージで5分以内に一定数のモンスターを討伐すると,次のステージへ移動できる。各ステージですべてのモンスターは倒す必要はなく,ポータルが出現したら移動して問題ない。なお,ランダムで隠しステージへのポータルが現れることもある。
最大4人でのプレイが可能だが,適正の装備であればソロでも十分にクリアできる難度だ。モンスターはそれほど強くないものの,とにかく数が多いため,広範囲の攻撃で敵を殲滅できるようスキルのビルドは確認しておきたい。
記事掲載時点におけるカオスダンジョンで入手できる装備は,どの難度でも変わらず装備Lv302となる。まずは,これら一式を集めることが目標になるだろう。ここからの装備強化が,ある意味でLOST ARKにおける“本番”の幕開けとなるのだ。
また,Lv302以降の装備には“トライポット効果”が設定されており,各トライポッドのレベルを強化できる。トライポッド効果はNPCにより別の装備へ移し替えることができ,最大で3つのトライポッド効果を1つの装備に設定可能だ。なお,Lv+1のトライポッド効果は100%移し替えられるが,Lv+2以降は成功率が下がる。
装備Lvが302になったら「ガーディアンレイド」にも挑戦だ
カオスダンジョンで一通りの装備が集まったら,さらなる強化素材の獲得のために「ガーディアンレイド」にも挑戦しよう。
ガーディアンレイドは,文字通りガーディアンと呼ばれるボスモンスターを討伐するコンテンツで,20分以内にフィールドにいるガーディアンを見つけだし討伐するというもの。最低難度の「ウルニル」は装備Lv302以上で挑戦可能だ。
こちらも1〜4人での攻略が可能だが,モンスターに倒された場合は1回の挑戦につき全体で3回までしか復活できず,復活回数がなくなった状態で全滅すると討伐失敗となってしまう。
また,“治癒ポーション”(※)は使えず,戦闘に持ち込めるバトルアイテムの数にも制限がある(インベントリからのアイテムの置き換えも不可能)。つまり,バトルアイテムのポーションも使える回数が決まっているわけだ。なお,スタート地点にある拠点であれば,バトルアイテムの使用回数を回復できるほか,スキルの変更なども可能だ。
※LOST ARKには2種類の回復ポーションが存在する。1つは,8秒間で数回に分けて回復する“治癒”ポーション。もう1つは,瞬時に一定の割合のHPを回復するポーションだ。後者は“バトルアイテム”という括りのもので,基本的にドロップなどでは入手できず,クエスト報酬やプレイヤーによるクラフトで入手しなければならない
ガーディアンはHPなどのステータスが確認できない特殊なモンスターで,初挑戦のときは指針がなく,手ごたえが分かりづらい相手だ(なお,討伐に失敗した場合には残りHPの割合が表示される)。ともあれ重要なのは,モンスターの動きを見て,避け時,攻撃時を見極めること。いわゆる狩りゲー要素を本作のシステムに落とし込んだものと思えばいいだろう。
ガーディアンを無事に討伐できれば,すぐそばに“魂”が出現する。これは宝箱のようなものなので忘れずに拾っておこう。入手できる魂はすべてのガーディアンを含めて1日に2つまで。未獲得の魂があった場合,休息ポイントが蓄積され,一定量が溜まれば1度の戦闘で2つの魂を獲得できる(1回分の獲得という判定になるので,1日で3〜4つの魂が入手できる)。
エポナ依頼を毎日こなそう
ベルンでのコンテンツ開放では「エポナ依頼」も重要な要素だ。エポナ依頼には,「毎日依頼」「週間依頼」「評判状況」「ギルド依頼」という4種類の要素が存在する。
毎日依頼はいわゆるデイリークエストで,基本的に1日に3つまでクエストを完了できる(受けるだけなら数に制限はない)。受けられるクエストはサブクエストなどのクリア状況によって追加されるという仕組みだ。この毎日依頼を完了させると報酬として遠征隊経験値やアイテム,そして評判ポイントが得られる。
評判ポイントは評判状況に関連するもので,ポイントが一定数溜まると対象となるクエストに関連した「評判」の段階が上がる。段階ごとに報酬が用意されており貴重なアイテムも手に入るので,獲得できる報酬を確認しつつ,どのクエストを進めるのか考えたいところだ。
週間依頼はいわゆるウィークリークエストで,基本的に1週間に3つまでクエストを完了できる。クエストには,PvEやPvPなどのバトルコンテンツの攻略や生活コンテンツで一定条件を満たすことなどがある。その週で確実にクリアできるクエストを選択しておこう。
エポナ依頼で重要なのは,この毎日依頼と週間依頼を完了させて「週間遠征隊任務」のポイントを得ることだ。このポイントを集めることで「エポナの証」が入手でき,「ゴールド商店」のNPCで“ゴールド”の入った袋と証を交換できる。ゴールドは装備強化のほか,プレイヤー間のアイテム取引でも利用することになるが,入手量は少なく貴重なので,しっかりと貯めておきたい。
ギルド依頼は,文字通り所属するギルドが発行する依頼だ。達成すると週間貢献度などが獲得できる。週間貢献度はギルドマスターが設定した1週間の目標となり,設定ポイントを上回るとアイテムに交換できる「シルマエル血石」というトークンが報酬で得られる。このトークンは特定NPCとのアイテム交換に使用でき,ギルドシステムへの出席やシリングなどの寄付で入手可能なので,できれば早めにギルドに加入して,コツコツと溜めておきたい。
なお,ギルド依頼は複数回受けられるので,クリア後に受けなおすのをお忘れなく。
装備Lvが325を越えたら「アビスダンジョン」で“さらに強い装備”を目指す
装備Lv325を越えたら,さらに強い装備アイテム獲得のため,アビスダンジョン「魔獣の谷」に挑戦しよう。
アビスダンジョンは,パーティもしくはマッチングによる4人で挑戦するコンテンツで,1週間に1回だけ報酬が得られる仕組みだ。報酬は,アクセサリ装備などのほか,装備との交換用アイテムが入手できる。この交換用アイテムを集めて,大都市にいるNPCから,さまざまなセット効果を持つ装備と交換可能だ。それぞれ,2セット,5セットを揃えると追加効果が得られるので,どの効果が必要かを考えながら交換すればいい。
なお,十分な交換用アイテムの数はすぐには集まらないので,比較的交換しやすい「古代セット」から揃え始めるのがおススメだ。
ダンジョン内部では,雑魚モンスターとの戦闘もあるが,基本的には2体のボスモンスターそれぞれとの戦闘がメインとなる。いずれも特殊な攻撃,ギミックを使用してくる強敵なので,初めて戦うときは苦労するだろう。しかも,倒されてしまった場合は戦闘終了まで復活できず,仲間がボスモンスターを倒すか,パーティが全滅するまで見守るしかない。ともあれ,ガーディアンレイドと同様に敵の動きを見極めるのは必須だ。クリアが難しければ,パーティメンバーと相談することも重要になる。
強化も大変になる装備Lv370を越えたら「アビスレイド」への挑戦どき
装備Lv370周辺は,強化の成功確率が大きく下がる一方,大量の強化素材が要求されるようになるため,失敗の連続で素材が枯渇気味になり成長も停滞してしまう時期だ。そこで装備Lvが370を越えたら,「アビスレイド」への挑戦を考えてみよう。
アビスレイドは,パーティ募集もしくはマッチングで集まった8人のプレイヤーと,ボスモンスターとの戦闘を3つのフェイズにわたって行うというもので,現在は「ミスティック」のみが登場している。制限時間は40分で,復活できる回数はフェイズごとにパーティ全体で4回。報酬を受け取れるのは,1週間に1回だけとなる。
報酬はフェイズが進むほど豪華になっていくが,途中のフェイズで報酬を確定させて終了させることも可能だ。ただし,報酬を得た段階でその週はアビスレイドへ入場できなくなる。そもそもフェイズ2,フェイズ3は,それぞれ推奨装備Lvが385,400と高くなるので,これからアビスレイドに挑戦していくプレイヤーなら,まずフェイズ1でアイテムを入手……強化を繰り返して慣れつつ,以後,徐々にフェイズを進めというのが一般的な流れになるだろう。
パーティ検索でパーティを組む場合は,どの段階まで挑戦するかコメントを記載していることが多いので,それを参考に同じ目的のパーティを探せばいい。
さて,アビスレイドの交換アイテムで入手できる装備のキモとなるのが,強化段階だ。これまでも新しい装備を入手した際に,装備再錬で強化値の移動をしていると思うが,アビスレイドで入手できる装備に強化値を移動した場合,装備Lvそのものは変わらないが強化段階の数値が(例えば装備Lv380の+17段階が装備Lv380の+8段階に)減少する。
もちろん弱くなるということでなく,逆に“強化の成功確率もその段階に合わせて上昇する”ので,一気に装備Lvの成長が図れるというわけだ。
PvEコンテンツ「タワー」「ボスラッシュ」「キューブ」で腕試し
PvE用のバトルコンテンツには,ここまでに紹介したほかに「タワー」「ボスラッシュ」「キューブ」といった特殊なものもある。いずれも,装備Lv302以降にプレイ可能で,治癒ポーションは利用できず,使用回数の決まったバトルアイテムのみで戦いを継続しなければならないという,挑戦しがいのあるコンテンツだ。
「タワー」は,階ごとに設定された条件をクリアして,1人で上の階を目指すというコンテンツで,各階に1キャラにつき1回だけ入手できる報酬が用意されている。一定の階以上は装備Lvによる進入制限があるが,行けるところまで進めて,装備の強化が進んだらまた登り始めるという感じでいいだろう。
続いて,「ボスラッシュ」は,文字通りLOST ARKに登場するボス系モンスターとのバトルを連続で行うというもの。挑戦するためにはアイテム「入場券:試練の回廊」が必要となる。
序盤こそ1対1で強さも抑えられているのだが,段階が進むほど強くなり,さらに複数のボスが同時に襲ってくるなど手ごわくなってくる。当然だが推奨装備Lvも上昇することになる。1〜4人で参加できるので,最終の15段階を目指すのであればパーティを組んで挑みたいところだ。なお,報酬として強化素材となる「調和の突破石」が多く入手できる。強化を進めるとき,足りなくなりがちなアイテムなので,積極的に集めておきたい。
残る一つ「キューブ」は,ステージごとに提示される条件をすべてクリアすれば,次のステージへ進めるというコンテンツだ。1〜4人で挑戦可能で,各部屋の条件は挑戦ごとに変わり,さらにステージの開始時にランダムでバフもしくはデバフがキャラに付与されるという特徴がある。このデバフがくせ者で,装備の強化が進んで強くなったつもりが,早い段階で全滅してしまうという事故も発生しやすい。こちらもボスラッシュと同様に入場券アイテムが必要になる。
ステージをクリアするとキューブポイントが獲得でき,ポイントの獲得量によって「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」……と,コンテンツ終了後に得られる報酬ボックスがアップグレードされていく。「ダイヤモンドボックス」までアップグレードを達成するか,「ブロンズ」確定後に任意で中断するか,もしくは制限時間内に目標が達成できなかったり,パーティが全滅したりするとコンテンツが終了し,その時点での段階の報酬ボックスがもらえるという仕組みになる。なお,この報酬ではシリングが多く手に入るのも特徴だ。
ちなみに,ボスラッシュとキューブに入場するために必要なアイテムは,カオスダンジョンでドロップするほか,大都市にいる「シルマエル血石交換」のNPCで獲得できる。
“島の心”をめぐる大航海と収集物
バトルコンテンツについて紹介してきたが,ここからはLOST ARKの“冒険”についても紹介したい。本作には,ギエナ海洋と呼ばれる広大な海がフィールドとして用意されている。そこには無数の島が点在しており,さまざまな冒険が待ち受けているのだ。
そんな島々には――ベルン北部まで進めたプレイヤーであれば,オペール島でのクエストで経験したと思うが――“島の心”と呼ばれる収集物が存在し,それぞれの条件を満たすことで入手できる。これを集めてオペール島に持っていくと,スキルポイントが増加するポーションを含めて,いろいろなアイテムが報酬として得られるため,キャラ成長を考えると重要な要素でもあるのだ。
ただ,島の心の入手方法は多様で,クエストをクリアするだけで得られるものもあれば,島にいる好感度NPCとの長い交流が必要なもの,モンスターから低確率でドロップするもの,PvPに挑戦することで得られるものなどもあり,集めるのは一筋縄ではいかなかったりするので根気が必要だ。
ほかにも本作には,「モココの種」や「心臓」「絵画」といったジャンルの収集物が存在し,これらを集めるとそれぞれで報酬が得られる。いずれもメインクエストが終わったあと,装備強化と合わせて進める日々の目的になるだろう。
島から島へ,海を渡る機会が増えてくると,移動が大変と感じることも多くなるはずだ。そんなときは,シリングを消費して来訪済みの港にすぐに移動できる「定期船」や,記憶した位置に一瞬で飛べる「ビフレスト」を使って,移動時間を節約しよう。
「航海協同クエスト」でギエナの硬貨集め
毎日19:30,21:30,23:30の3回,ギエナ洋で「航海協同クエスト」が発生する。
航海協同クエストは,ギエナ洋上の4つの地点で発生する連続クエスト(ミニゲーム)を受け,ほかのプレイヤーと協力してクリアすれば,それぞれのクエストで報酬が得られるというものだ。
ミニゲームの内容は,宝箱をサルベージするものから漂流者の救出,他のプレイヤーとの海上レース,クラゲ退治,油の回収などさまざま。ただし,クエストの発生地点が“暴風雨海域”だったり,“亡者海域”だったりと,船の耐久度を激しく削る場所が多いので,船の強化や船員の持つ耐性をしっかり考えたいところだ。
報酬となるギエナの硬貨や海賊の硬貨は,クエストや収集物などとの交換で必要になる重要な通貨(トークン)なので,できるだけ多く参加して集めておきたい。
また,確率で「調和の鍵」というアイテムを入手できる。これは「大海原のどこか」(という名前の場所がある)で開催されるクエストで,金庫を開けるために必要なカギだ。金庫の中にはギエナの硬貨のほか,低確率だがゴールド獲得のチャンスになる海図を入手できることも。鍵をできるだけ多く用意して,“所持品に入れて”クエストに参加してみよう。
「白金大地」で素材を集めて「遠征隊領地」を発展させる
ベルン北部のメインクエストを進めると,プレイヤーの所有地となる「遠征隊領地」が獲得できる(1サーバーに1つ)。遠征隊領地は,本作のハウジング要素となるもので,領地内の敷地にさまざまな建造物を配置して,箱庭的に楽しめるというものだ。後述する好感度NPCの好感度を最大まで上げると,そのNPCを領地に配置することもできる。
領地には「研究所」「製作工房」「派遣依頼所」「邸宅」という4つの施設がある。
研究所は施設のレベルを上げたり,工房で製作できるアイテムを増やしたり,遠征隊共有の倉庫枠を増やしたりといった研究ができるというもの。製作工房はそのままアイテムのクラフトができるものだ,派遣依頼所は,雇っている専用の船員を冒険などに派遣して報酬を得るものとなる。
いずれも遠征隊領地の活動力を消費するが,素材をかなり消費するため,気軽に手を付けられる場所ではので,最初は気にする必要はないだろう。なお,邸宅は島内の設置物やNPCの衣装が特殊なバフ効果を持つ場合に,その効果を得るための特殊な施設となっている。
さて,いま述べたように,研究のために,製作のために,派遣するための船を修理するために……と遠征隊領地ではとにかく“素材”を消費しまくる。加えて,アイテムを製作するにはそれに見合った素材が必要になるので,いろいろな素材も集めてこなければならない。その手段が本作の「生活コンテンツ」となる。
生活コンテンツには,「植物採集」「伐採」「採掘」「狩猟」「釣り」「考古学」といった6種類の生活スキルがあり,各道具を装備してフィールドで素材を集める。とくに,採掘と伐採で入手できる“酸化鉄”と“丸太”は結構な量が必要になるはずだ。
ただ,素材を入手すると“生命のオーラ”が消費され,オーラが足りなくなるとそれ以上は取れなくなってしまう。いわゆるスタミナのようなものだ。そのため,一気に必要なだけ素材を集めるというのは難しい。
オーラは最大で1万あり,10分間で33ずつ回復する。1日で半分近く回復する量なので,いま何が必要なのかを考えて,やりくりする必要があるだろう。
また,素材の入手時に「入場券:白金大地」というアイテムが稀に手に入ることがある。白金大地は大都市から入場できるインスタンスエリアで滞在時間は15分間と短いが,生命のオーラの消費なしで素材集めができる。つまり,時間内であれば,エリア内の素材は取り放題(モンスターもいるので排除は必要だが,強くはなくて採集のお邪魔キャラといった感じだ)というコンテンツだ。それぞれチケットを持っている必要はあるが,4人まで一緒に入場できる。
なお,ここでは生命のオーラが消費されない代わりに,スキルの経験値も獲得できない点に注意しよう。道具の耐久度も減少するので,必要であれば予備の道具を持っておきたいところだ。
遠征隊領地と生活コンテンツ,白金大地については,「こちら」の記事でも紹介しているので,合わせて確認してほしい。
交流したいのはお気に入りのNPC? いいものをくれるNPC?
冒頭のストーリー紹介を含めて何度か登場した「好感度NPC」。これは,ゲーム上で登場したさまざまなNPCと交流して信頼を高めるというコンテンツだ。というと,ゲームの“おまけ”要素のように聞こえそうだが,信頼が高まると報酬が得られるなど,プレイヤーのメリットも大きいものだったりする。
好感度の上げ方は簡単で,NPCに毎日会いにいってエモーションや演奏で交友を深めていくだけだ。プレゼント用アイテムがあれば,それを渡して好感度を上げることもできる。1NPCに対して1日で同じエモーションや演奏は繰り返し使えないが,複数のものが対象になっていれば,続けて行うことは可能だ。ただし,1日に全体でエモーション5回,演奏5回と上限は決まっているので,交流するNPCを誰にするのかは前もって決めておきたい。
なお,交流が深まっていくと,NPCから話題やクエストが提示されることがあるのだが,知性や魅力といったキャラの性格を表すパラメータ「性向」の数値によっては進められないこともある。NPCによっては非常に高い数値を求められることもあり(現時点では達成不可能かもしれない),交流手段こそ簡単だが,好感度を最大まで上げるのは難しい。そんな,ゲーム中で高難度のコンテンツでもあるのだ。
冒険はまだまだ終わらない。世界をめぐって「冒険の書」を埋めよう
ここまで,島の心や好感度NPCといった,やり込みがいのある冒険要素を紹介したが,本作で一番のやり込み要素と言えるのが「冒険の書」だ。
冒険の書は,各大陸(エリア)ごとのメインクエスト進行度や,ドロップアイテムの収集,特殊なモンスターの討伐歴,ビューポイントの発見,ボス系モンスターの討伐歴,好感度NPCの達成状況などが数値化されており,10%ごとに報酬が得られるというもの。好感度NPCでさえも,冒険の書の前哨戦でしかないのだ……。
ほぼエリアの全土を走り回って探す必要があるのに加えて,“秘話”という項目は,書かれたヒントを頼りに,目標もしくはスタート地点を見つけ出すというもので,クエストのように画面上で分かるアイコンが表示されない。NPCと会話できる程度の距離まで近づいて初めて,アクセスポイントの存在が判明するのだ。やろうと思えば,マップを総当たりしてクリアできなくもないが……。
ともあれ,すべてを埋めるのはかなり大変なコンテンツなのは間違いない。ボス系モンスターなどは,見かけたときにほかのプレイヤーと協力して倒しておきたいが,ほかの収集系は余裕ができてから進めても遅くはないだろう。
サブキャラ育成のススメ
本作の歩き方として,さまざまなコンテンツを紹介してきたが,最後にもう1つだけ本作の遊び方を紹介したい。
本作では,6キャラまで無料で作成できる。最大で12キャラが作成できるので,現時点でのクラス数(13クラス)を考えれば1枠足りないものの,普通に遊ぶ分には十分だと言えるだろう。
ところで,本作における1アカウント1サーバー内のキャラ12枠は,「遠征隊」という単位で管理されている。遠征隊内のキャラであれば,シリングやトークン,領地など,さまざまなゲーム内リソースを最初から共有できるのだ。つまり,2キャラめはそもそもシリングの心配をする必要すらないということになる。ただし,報酬が遠征隊単位のものもあるので,貴重なアイテムを1キャラごとに……といった美味しい話もない点には注意したいところだ。
では,サブキャラを作って育成するメリットはあるのだろうか。実のところ大いに“ある”と断言しよう。
さまざまなクラスのアクションが楽しめるというのもそうだが,一番大きなメリットは,「エポナ依頼」の毎日依頼を1キャラ3回ずつ完了できるという点だろう。もちろん作業量も倍に増えるのだが,その分だけ評判状況もどんどん進められる(※1クエストにつき入手できる評判は1回のみ)ので,報酬受け取りの進行が早くなるというわけだ。
ほかにも,遠征隊のキャラで拾った強化用の素材(キャラに帰属されたものは除く)を遠征隊倉庫で管理して,メインキャラに多く使わせるといった運用も考えられるだろう。
以上のように,もともと本作は1キャラに絞って遊ぶというよりも,複数のキャラを育成することを想定した作りになっているのだろうと,一連のプレイを通して筆者は考えている。実際に,気づけば4キャラめを育成しているあたり,そのハマりっぷりは分かってもらえるのではないだろうか。執筆時点では追加前の「ランスマスター」(11月25日実装)も今から楽しみで仕方ない。
なお,11月25日〜12月21日23:59までの期間中にゲームへログインすると,キャラクターをいきなりレベル50まで成長させ,装備Lv325のアイテムが手に入る「トリシオンパス」がすべてのプレイヤーに配布される。同期間内でベルン北部のクエスト「エアダリンのプレゼント」までクリアしているキャラクターが1キャラクター以上いれば使用できるというものなので,2キャラめ以降で使うものだと思えばいい。使用条件などの詳細は「こちら」の告知ページを確認してみよう。
1キャラクターを育てるのに,さほど時間はかからない本作ではあるが,すでに何周もしていてちょっと疲れたという人もいるだろう。前述のとおり筆者も4周めに入ってるので,次のキャラ……具体的には「ランスマスター」で使うつもりだ。
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November 28, 2020 at 10:00AM
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