気象庁は29日、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪の恐れがある各地域の予想降雪量を発表した。31日午前6時までの24時間に、北陸で70~90センチ、中国地方で50~70センチと見込んでおり、交通障害や施設被害に警戒を呼び掛けている。
他の地域の予想は、関東甲信と近畿40~60センチ、東北と東海30~50センチ、北海道と九州北部20~40センチ、四国と九州南部10~20センチ。来年1月1日ごろにかけても、日本海側を中心に大雪となる見通し。
同庁によると、前線を伴った低気圧が発達しながら日本の東へ進み、日本海側の上空1500メートル付近に、氷点下12度以下の強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が強まるとみられる。
1日午前6時までの24時間予想降雪量も発表。多い所で、北陸80~120センチ、近畿50~70センチ、東北と東海、中国40~60センチ、北海道30~50センチ、関東甲信20~40センチ、四国、九州北部、九州南部10~20センチ。
全国的に風も強まり、30日の予想最大風速(最大瞬間風速)は、近畿、中国、四国23メートル(35メートル)、沖縄22メートル(35メートル)、九州北部、九州南部、奄美20メートル(30メートル)。予想される波の高さは、北陸、奄美、沖縄6メートル、近畿、中国、九州北部、九州南部5メートル。〔共同〕
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