30日午後3時35分ごろ、静岡県島田市で「ヘリコプターが落ちた音がした」と110番があった。地元消防が同市の山林で墜落したとみられる機体を発見した。県警島田署によると、千葉県浦安市のヘリコプターパイロット、出村孝太郎さん(46)が心肺停止状態で見つかり、同日午後5時すぎに搬送先の病院で死亡が確認された。
島田署によると、山林火災は発生しておらず、巻き込まれた人もいない。事故当時、島田市に強風注意報が出されていた。同市に隣接する牧之原市の静岡空港では、午後3時現在で13.6メートルの強い西風を観測していた。同署が事故の詳しい状況を調べている。
運輸安全委員会によると、ヘリの運航者は個人。30日午後3時に津市伊勢湾ヘリポートを離陸後、横浜市内に向かう途中で墜落し、機体が大破した。同委員会は30日、航空事故調査官2人の派遣を決めた。31日に現地で調査する。
東京都内の航空機レンタル会社は、ヘリは別の会社に貸し出したものだと説明。レンタル会社の担当者は取材に「詳細は分からない。警察に聞いてほしい」と話した。
現場近くの農協で勤務していた男性(47)は「『ドーン』という大きな衝撃音が聞こえた」と明かした。ヘリが落ちたと知り「風が強かったので、あおられたのだろうか」と心配そうに話した。〔共同〕
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