家族がリラックスでき、友人たちも憩う。この家には湘南の豊かさを体現した理想的な時が流れている。
自然豊かな湘南の地に合う「木の香りの家」
家族のライフスタイルを結集させると自然といまの住まいに繋がったというM夫妻。ご主人が成人するまで過ごした逗子の高台の家を、新たな二世帯住宅へ建て替え、子ども、そして親世帯との程良い距離感での生活を楽しんでいる。 夫妻が家作りで求めたのは自然豊かな湘南の地に合う「木の香りの家」。さらに家族が皆心地よく過ごせることを理想とした。そこで行き着いたのが伝統的な工法も含め丁寧な大工仕事に定評のある「楽居」。国産材をふんだんに使い、壁は漆喰や土壁を採用し、クロスを一切使わないことなどをオーダー。そんな数々のこだわりにより期待以上の仕上がりを得られた。 ナチュラルで温もり溢れた家には多くのゲストが訪れ「木の香りがする!」と驚き、寛ぎの時間を過ごしていく。「都会暮らしでは気づかなかった豊かさを感じています。友人を招いて食事をするのが一番の楽しみですね」と奥様。近海からの新鮮な魚や野山の幸を振る舞い、海や山を借景とした表情豊かな庭を横目に、家族や仲間とグラスを重ねる。この家にはそんな贅沢で大切な時間が刻まれる。
外壁は無塗装の杉板を用い、規則的な凸凹を生み出す大和張りという方式で仕上げている。経年変化が楽しめる上に30~40年も手入は不要。軒を深く取ったことにより、建物にどっしりとした安定感を生んでいる点にも注目。
正面の車寄せの梁には吉野の磨き丸太を丸ごと1本使用。上下を残し左右の丸みを削りシャープさを生み出す太鼓梁という意匠で仕上げ、和に寄りすぎずモダンな印象も表現した。
正面玄関の壁面は砂漆喰、角には丸みをつけ、さらに土間には土とコンクリートを混ぜた素材で柔らかい表情を生んだ。対して勝手口ファサードと天井は直線的な造りで重厚さを付与。左右の扉で世帯を分けている。
縁側のように続くデッキは手前の親世帯から子世帯へと連続。子世帯のLDKは眺望を活かすため2階に配置。
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