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Monday, April 5, 2021

松本の小5・中沢君「キッズ賞」 子ども向け動画国際コンテスト|信毎web - 信濃毎日新聞

 デジタル機器で鑑賞できる子ども向け動画コンテンツを表彰する国際コンテスト「デジタルえほんアワード」で、松本市清水小学校5年の中沢柊葉(しゅうは)君(10)が制作した作品が「キッズ賞」の準グランプリに選ばれた。シャクトリムシが成長していく物語を2分余りのアニメーションで表現。元気でかわいいキャラクターの動きが目を引く作品に仕上がっている。

 アワードは都内のNPO法人などでつくる実行委員会が主催。8年目の2020年度は23カ国から408作品の応募があった。絵本作家や出版社、漫画家ら10人の審査員が「たのしい!」「みたことがない!」「世界がひろがる!」を基準に選考。3月に結果発表があり、15歳までが対象のキッズ賞には5作品が選ばれた。

 中沢君の作品は、葉に穴を開けながら食べるシャクトリムシが成虫になって飛び立つまでをデジタル画像で描き、つないだ。審査員からは、アニメーションの動きと軽快な音楽が「うまくシンクロしていて楽しい」と評価された。

 もともと微生物が好きで手書きしていたという中沢君。兄にパソコンで絵を描くことやホームページ(HP)の作り方を教えてもらい、昨年からイラストを自身のHPで披露。専用アプリで作った短いアニメ作品を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開するようにもなった。「受賞はびっくりしたけれど、うれしかった」と中沢君。「動画を作るのは楽しい」と新たな作品制作にも意欲を見せている。

 受賞作品はアワードのHPを通じて見られる。

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