川崎市多摩区の生田緑地ばら苑(えん)が秋の一般公開を行っている。バラの開花時期に合わせて春と秋の2回実施しており、秋は625種、約2900株が開花する予定。公開は11月7日まで。
秋は香りが良く、花の色が春より濃いのが特徴。今年は、9月と10月初旬に暑い日が続いたことで早咲きの傾向にあるものの、種類によってはつぼみも多く、見ごろを順次迎える。
担当者によると、赤色で大きな花をつける「マリア・カラス」やロイヤルコーナーの「プリンセス・ミチコ」「プリンセス・アイコ」、白色の「パスカリ」などが10月末まで見ごろ。また、赤色の「パパ・メイアン」、白桃色の「加茂」はつぼみが多く「最終日まで楽しる」と話している。
同区に兄がいるという山梨県北杜市の主婦(70)は「川崎に来たときは必ず寄ります。手ごろな広さで隅々まで見られるのがいい。華やかで香りがいい秋バラは大好き」と観賞していた。
開苑時間は午前10時(土日祝日は午前9時)〜午後4時(入場は同3時半まで)。入場無料。問い合わせは同苑=電044(978)5270=へ。(安田栄治)
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