営業マンのA坂さん(30歳・男性、仮名=以下同)は在宅勤務中に連日パチスロ店に通っているのを、上司のB野課長に見つかったのは前編〈在宅勤務中に連日「パチスロ三昧」を上司に見つかった30歳営業マンの「大ピンチ」〉でお伝えした。
業務時間内にサボっていたA坂さんに対しB野課長の怒りは収まらず、直接、処分を伝えることになったのだが……。
「君はもうクビだな」
翌日出社したA坂さんにB野課長は開口一番、
「仕事中にパチスロとは何事だ!」
と叫んだ。そして、いつからその状態になったのかを尋ねた。A坂さんは、B野課長に昨日の件を謝罪し、仕事を中抜けしてパチスロをしたのは昨日が初めてだとシラを切った。しかしB野課長は、
「そんなのウソに決まってる!きっと常習犯に違いない。仕事をサボっていたんだから君はもうクビだな。社長には私から報告しておく」
と言い放った。
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騒ぎ立てるB野課長を横目にA坂さんは、
「仕事時間中にちょっと中抜けしてパチスロしてただけなのに、そんなにギャーギャー言わなくてもいいじゃないか」
と思い、そして、
「だいいち、仕事はちゃんとやっているし、顧客からクレームを言われたこともない。なのに本当にクビになるんだろうか?」
と疑問を持った。
新型コロナウイルス感染防止対策の目的でテレワークを行う企業が増加したが、テレワーク中の社員に対する労働時間の管理について、オフィス勤務時にはあまり問題にされなかった事例に頭を悩ませるケースが増えてきた。そのひとつが「中抜け時間の扱い」である。詳しく説明していこう。
からの記事と詳細 ( 「君はもうクビだな」在宅勤務中にパチスロ通いがバレた30歳営業マンの意外な「その後」 - 現代ビジネス )
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