[東京 26日 ロイター] - 松野博一官房長官は26日の閣議後会見で、南アフリカなどで拡大している新型コロナウイルスの新たな変異株について、状況悪化の場合は水際対策において機動的に対処していくと述べた。
松野長官は、新たな変異株「B.1.1.529」は、日本国内では確認されていないとし、引き続き世界保健機関(WHO)や諸外国の動向など情報を収集していると述べた。
水際対策において、新たな変異株の感染が拡大するなど状況が悪化する場合には「機動的に対処していくこととしており、本件についても迅速かつ適切に対応していく」との考えを述べた。
英国は26日から、南アフリカを含むアフリカ6カ国の航空機乗り入れを一時的に禁止し、これらの国から帰国した英国人に隔離を義務付けると発表した。
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