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Monday, December 27, 2021

知念雄×なかやまきんに君 ラグビー&ボディビル、競技を越えたトレーニングのこだわり【異色対談・前編】 - スポーツナビ - スポーツナビ

ハンマー投げチャンピオンという異色の経歴を持つ知念。そのトレーニングへのこだわりは名門・東芝でも一目を置かれるほど 【撮影・佐藤まりえ】

きんに君 ラグビーの練習とウェイトの練習は、割合でいったらだいたい何対何くらいなんですか?

知念 シーズンの時期によって変わります。来月(1月)リーグが開幕しますが、今の時期はラグビー練習のが比重が大きくなって、7:3から6:4くらいでラグビーが多いくらいです。でも、それこそ11月までだったら5:5、さらにその前の時期であれば6:4で走ったり筋トレしたりするほうが多いです。

きんに君 そうなんですね。

知念 80分間走りながら力を発揮するのはきついので、ベースとなる体力をつけないとやっていけないですね。しかも、ラグビーはボディーコンタクトがあって、コンタクトで負けると自分が持っているスキルが出せません。筋トレは年間通してやりますし、今だったら週3回、毎回1時間から1時間半くらい確実にやっています。

きんに君 部位は分けてやるんですか?

知念 毎回分けずに全身をやっています。ベンチプレスやって、昨日だったらオーバーヘッドプレスして、なおかつデッドリフトもあってという感じです。

きんに君 僕の場合は週5〜6回やっていて、今日は胸の日、背中の日というように分割してやっています。上腕二頭筋をやった次の日に背中をやると、疲れていたらマシンでの引く動作がうまくできないので間隔を空けることもあります。全身を鍛えていって効率よく回復させながら、トレーニングを回すことを意識しています。

――その中で重点を置いている部位はありますか?

きんに君 もちろん、弱い部分はより強くしたいですが、そこだけやるのではなく、全身をやる中でどうすればより効果が出るのかを考えるスタンスです。一つの部位というよりは全身をバランスよく、という感じですね。

知念 ラグビーではポジションによって重視する部位は変わります。僕らプロップはスクラムやモールに加わるのですが、背中と脚の筋力が特に必要なので年間を通して重点的にやっています。足の速さが求められるウイングであればランニング中の肉離れが一番怖いので、ハムストリングやお尻を重点的にやっています。5〜6年前まであれば全員が同じプログラムをやっていましたが、最近はポジションによってプログラムが細分化されているのがトレンドですね。

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