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Tuesday, February 8, 2022

熊本産ハマグリ1・9トン返品、アサリ偽装の余波…300万円の収入消える - 読売新聞オンライン

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 中国や韓国産のアサリが「熊本県産」として大量に流通していた問題を受け、熊本県産アサリの出荷停止が始まった8日、蒲島知事が国に産地偽装対策の緊急要望を行うなど、関係者が根絶に向けた一歩を踏み出した。一方、旬を迎えた県産のハマグリが大量に返品されるなど、思わぬ余波も広がっている。(内村大作)

 出荷停止は「熊本生まれ熊本育ち」の県産アサリの出荷を約2か月間止めて、流通過程で生じる偽装の実態を明らかにしようと、県が県漁連に協力を要請。県漁連は8日の入札を見送り、既に出荷されていた分も11日以降は市場からなくなる見込みという。

 近年、アサリの漁獲が激減し、この時期、県漁連の貝類入札会に出品しているのは川口漁協(熊本市南区)だけ。貝類を扱う組合員は約130人おり、漁協ではアサリの出荷停止の間、ハマグリ漁は継続し、漁業者の収入を確保する予定だった。

 潮目が変わったのは今月5日。県外の取引業者から「売り先がないので、どうにかならないか」と連絡が入った。漁協では3日に出荷したばかりの1・9トンを引き取って漁場に戻し、約300万円の収入が消えた。

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