北海道 知床半島沖で起きた観光船の沈没事故で、第1管区海上保安本部は30日夜、死亡が確認された14人のうち新たに身元が確認された乗客2人の氏名を公表しました。
今月23日、乗客・乗員26人を乗せ斜里町ウトロを出港した観光船「KAZU1」が知床半島の沖合を航行中に沈没した事故では、現場海域の周辺で見つかった14人全員の死亡が確認されています。
第1管区海上保安本部はすでに死亡が確認されている3歳の女の子の父親で、東京・葛飾区の35歳の男性と、東京・北区の33歳の男性の、合わせて2人について身元が確認されたとして30日夜、氏名を公表しました。
これで亡くなった14人の乗客のうち、氏名が公表された方は12人になりました。
海上保安本部は引き続き現場海域の周辺で夜を徹して捜索にあたり、まだ見つかっていない乗客らの発見を急ぐことにしています。
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