明石酒類醸造(兵庫県明石市大蔵八幡町)が、日本酒の購入や試飲ができるビジターセンターを新設した。センター内は木の匂いが漂う開放的な空間が広がり、国内外の観光客呼び込みを目指す。(川崎恵莉子)
同社は清酒シリーズ「明石鯛」などに加え、5年ほど前からウイスキーの製造と輸出に乗り出した。昨年にはガラス張りの窓から巨大な蒸留器が見える「海峡蒸溜所」が完成。これまで敷地内の直売所で商品を販売していたが、ビジターセンターを蒸留所の隣に設けた。
1階では同社製造の日本酒などを販売するほか、おちょこやグラス、手ぬぐいなどオリジナルグッズを豊富にそろえた。試飲もできるようになり、日本酒やジン、梅酒など計9種類を味わえる。2階は机や椅子を備えたセミナールームで、酒蔵や蒸留所の見学ツアー客らが利用する拠点となるという。
同社は国外への輸出が売り上げの9割を占め、海外からの人気も高い。米澤仁雄社長(62)は「日本らしさを感じる空間にこだわった。海外の方にもたくさん来てもらえたら」と話す。
午前11時~午後6時。試飲は500円から。月、火曜定休。ビジターセンターTEL078・919・1087
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