(左から)翁長雄治氏、知念覚氏
23日投開票の那覇市長選は、20日から選挙戦終盤の三日攻防に突入する。立候補している無所属新人で前県議の翁長雄治氏(35)=共産、立民、社民、社大、れいわ、にぬふぁぶし推薦=と、無所属新人で前那覇市副市長の知念覚氏(59)=自民、公明推薦=は16日の告示から支持拡大に向けて奔走しており、19日も街頭で支持を訴えた。
翁長陣営は告示後、連日のように玉城デニー知事が応援に入り、遊説を展開。高い人気のある知事と共に街頭に立ち、無党派層への浸透を図る。翁長氏は19日、県民広場での演説で「必ず子育て日本一のまちにする。子どもを孤立させない」と訴えた。
知念陣営は知名度向上のため、城間幹子市長の後継としての立場をアピールしながら、遊説やあいさつ回りに力を入れている。知念氏は19日、久茂地交差点での演説で「即効性のある政策を打つ。那覇軍港を開放し、未来への財産を残す」と訴えた。
17日から始まった期日前投票は、19日までの3日間で2万1625人(男性9488人、女性1万2137人)が投票を済ませた。
(’22那覇市長選取材班)
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