伊丹市の三軒寺前広場で毎月1回、コーヒーやカレー、鶏がらラーメンなどの香りが漂う朝がある。
簡易テーブルが置かれ、ハンバーガー、チキンカレー、ベーグル、抹茶ラテなどの飲食店や雑貨やアクセサリーなどを売るテントが並ぶ。
にぎわいづくりを目指して「イタミ朝マルシェ」の名称でスタートしたのは10年前。伊丹は日本酒というイメージがあり、飲み歩きの大人向けのイベントが目立つ。そんな中でのファミリー層へのアプローチだった。
2年前に市内で開業した「いたみベーカリー」も出店の常連だ。北海道産の有機全粒粉や淡路島の塩など材料にこだわる。水は広場東側で市民が自由に
「すごい。大きなパン」。直径約30センチのドーム形の自慢のパンに通りかかった子どもが歓声を上げる。パンの名は「伊丹(パン・オ・ルヴァン・ビオ)」。店主の山中政弘さん(37)は「お客さんとの会話が楽しい。イベント限定の商品も置いています」と話す。
広場にシンボルとして立つ銀色のオブジェは、人々の交流を波で表現しているという。〈波〉が長く、そして面白く続いている。
(イラストは切畑水葉さん)
※「●」は酉に元
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