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Wednesday, October 12, 2022

香り爽やかに 熊野で新姫収穫 - 読売新聞オンライン

 熊野市特産のかんきつ「 新姫にいひめ 」の収穫が始まった。

 新姫は、日本固有のタチバナと、一般的な 温州うんしゅう ミカンが自然交配した交雑品種とされる。まだ実が青いうちに収穫すると、独特のすっきりとした香りがあり、サイダーやポン酢などに加工される。実は搾って焼き魚にかけたり、焼酎に入れたりすると風味を味わえる。

 同市紀和町の畑では、従業員が一つずつ手で収穫し、辺りには爽やかな香りが漂っている。収穫は来月中旬まで続く。昨年は害虫の影響で、収穫量が3割ほど減ったが、今年は例年通り、約26トンを見込んでいるという。収穫期間中は市内の観光施設などで果実を買うことができる。

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