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Wednesday, November 2, 2022

脳にまで透き通る芳醇な香り…大隅初のモルトウイスキー、醸造始まる 天星酒造 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

蒸留し立ての原液の香りをかぐ東靖弘町長=1日、大崎町菱田の天星酒造

蒸留し立ての原液の香りをかぐ東靖弘町長=1日、大崎町菱田の天星酒造

 芋、麦焼酎製造などを手掛ける天星酒造(鹿児島県大崎町)が、大隅半島初となるモルトウイスキー造りを菱田蒸溜(じょうりゅう)所で始め、1日に初蒸留があった。樽詰めし、3年間貯蔵して製品化する。同社は「焼酎造りのノウハウを生かしていきたい」と今後の製造に意欲を見せる。

 同酒造によると、焼酎は秋から冬にかけて仕込むため、年間を通じたウイスキー製造で工場を有効活用できる。観光拠点としてもアピールできるという。

 10月13日付で製造免許を新規取得。専用のハイブリッド蒸留器も導入し、27日から製造を始めた。麦芽100%のモルトウイスキーだけでなく、丸麦、麦芽を原料とするグレーンウイスキーも造る。

 1日は東靖弘町長が視察した。アルコール度数80度の原液の香りを確認し、「脳にまで透き通るような芳醇(ほうじゅん)な香り。すごく新鮮な感じがする」と驚いていた。

 森藤雅礼社長は「ウイスキー事業は今、注目度が高い。大隅半島にとどまらず、全国、世界に打って出られるようなウイスキー造りに邁進(まいしん)したい」と話している。

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