Lifestyle
香りで浄化!? 感度の高い人たちの間で流行中。聖なる木「パロサント」の魅力に迫る!
2022.11.12 / marie claire
スペイン語で「聖なる木」を意味する神秘の香木「パロサント」をご存知? 火をつけて燻(いぶ)すことで、甘く濃厚な香りが漂うのが特徴。別名「空気を浄化する香り」と呼ばれている理由とは?
お気に入りの受け皿に載せてインテリアに、リフレッシュしたい時は火をともして空気の浄化に…etc. 今、ライフスタイルに神秘の香木パロサントを取り入れる人が増えている。そこで南米エクアドルのパロサントブランド『エクアドリアン・ハンズ』のPR代理店カラーズのドリアさんに、その魅力を聞いた。
「パロサント(Bursera graveolens)は、ペルーやエクアドルなどの南米諸国に自生する木で、スペイン語で「聖なる木」を意味します。乾燥した熱帯林に育ち、香りがよい樹脂を生成します。エクアドル文化において究極の聖なる木とされており、世界で最も香りのよい木のうちのひとつと呼ばれているんです」(ドリアさん)
——「聖なる木」として、愛されてきた樹木パロサント。どのような用途で使われてきたのだろう?
「パロサントは古くから、悪いエネルギーを浄化し、幸運をもたらしてくれると信じられており、多くの人に、スティックやパウダー、オイルとして愛用されています。何千年もの間、木材、樹脂、油は医療目的で使われていましたが、現在は痛みやストレスの治療にも使用されています」(ドリアさん)
——パロサントがサスティナブルな浄化アイテムと呼ばれる理由とは?
「エクアドリアン・ハンズでは、エクアドルの乾燥した森林を救い、回復させることを目指す『パロサント森林再生プログラム』を実施し、農家や地域の方々のご支援により2万本以上の木を植えてきました。このプロジェクトを通し、職人は質の高いトレーニングを得ることができるのに加え、働く環境の改善にもつながっています」(ドリアさん)
——パロサントの香りをダイレクトに感じられるパロサント・スティック。どんなシーンで使うのがおすすめ?
「心を落ち着けたい時や、ヨガや瞑想、読書をする時、就寝前などに、スティックに火をつけて振り、空間に香りを漂わせるという使い方をおすすめします。南米で聖なる木として存在するパロサントの香りによって室内の空気が浄化され、心穏やかになります」(ドリアさん)
人気ブランドのパロサントアイテムをチェック!
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー
パロサント
香木としての甘い香りと、キリッとした爽快感のある香りは、松やミントのような芳香を感じ取れる。火をつけてから消してお香として使用するほか、芳香剤として空間に吊るしたり、防虫剤として紙に包んでクローゼットに置くなど、さまざまな用途で使える。パロサント10本セット ¥1,650(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)
Foretment
ルーズベルトパロサントボトル ※Web限定
古くはインカ帝国の時代からシャーマンが祈祷などに用いてきたパロサントを、オリジナルのボトルにイン。インテリア小物としてもナチュラルな雰囲気に仕上がり、蓋をあければ芳香剤としても楽しめる。6本入り ¥2,750(Biople)
Foretment
パロサント スマッジングポプリ / マインドフルネス
着火させる際のお皿としても使用できる蓋がついた国産の素焼きポットの中には、パロサントのほかに、レモングラス、バーベナ、レモンピール、カモミールフラワー、ローズをブレンドしたハーブポプリが入っている。そのままの香りはもちろん、ひとつまみに着火し、煙の香りも楽しめる。20g ¥3,190(Biople)
text: Akiko Yoshida
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