その地に根ざした工芸や歴史を掘り起こして探求し、主に染織技法を用いて制作する遠藤薫（かおり、1989年生まれ）。神戸ゆかりの布を使った「遠藤薫 眼（め）と球」展が、兵庫県立美術館で開かれている。
遠藤は沖縄県立芸術大を卒業、染織家・志村ふくみらによるアルスシムラでも学んだ。同館のシリーズ企画「美術の中のかたち―手で見る造形」として行われている本展では、作品に触れて鑑賞できる。
落下傘の二面性とは
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