蔵王町で、甘みと香りが強く、シャキシャキした食感が特徴の皮の黄色いリンゴ「蔵王はるか」の収穫がことしも始まっています。
「蔵王はるか」は、町内の農家が１０年ほど前から生産に力を入れている「はるか」という品種のりんごで、シャキシャキした食感と甘みと香りが強いのが特徴で、冬の贈答品として人気を集めています。
町内ではことしも収穫が始まり、このうち塩沢地区の農家、佐藤康宏さんの果樹園では、２７日朝も家族総出で作業を行っていました。
そして、収穫されたりんごをセンサーを使って糖度を測定し、品質を確かめながら箱に詰めていました。
佐藤さんは「ことしは猛暑の影響など心配されましたが、甘くて食感の良い『蔵王はるか』が出来ました。多くの人に味わってもらいたい」と話していました。
「蔵王はるか」の収穫は来月いっぱい続き、各農家の庭先で販売されるほか、来月２日と３日には蔵王町のふるさと文化会館で、生産者による販売会も開かれます。
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