正月のお雑煮や鍋料理などに香りと彩りを添える、加賀野菜の「金沢せり」の収穫作業が、金沢市で行われています。
「金沢せり」は、一般的なものより茎が細く、シャリシャリとした食感が特徴で、お雑煮や鍋料理などに香りと彩りを添える、冬の食卓には欠かせない野菜として親しまれています。
金沢市の諸江地区では、地下水を利用して明治の初めごろからせりの栽培が行われ、ことしは2軒の農家が水田で育てています。
諸江地区では今週から出荷が始まり、農家の堀友宣さんは、深さ30センチほどの水田につかりながら、青々とした「せり」を鎌を使って根元から丁寧に刈り取っていきました。
堀さんによりますと、ことしは猛暑の影響もあり植え付けが遅れたものの、例年並みの「せり」に生育したということです。
堀さんは「せりは料理の主役にはなれませんが、雑煮や鍋料理、サラダなどに添えると、名脇役になるのでぜひ、食べてほしいです」と話していました。
「金沢せり」の収穫作業は、来年4月下旬ごろまで続くということです。
からの記事と詳細 ( 正月のお雑煮などに香りと彩り添える「金沢せり」収穫始まる|NHK 石川県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/whENUc2
No comments:
Post a Comment