年末年始に47都道府県の自慢の「グルメ」を紹介します。古里や旅行先の味をチェックしてみませんか。
2022年5月の日米首脳会談の際、広島選出の岸田文雄首相とバイデン大統領の乾杯用に出されたと報じられた「広島レモンサイダー」(250ミリリットル、果汁15%)。JA広島果実連が2011年から販売している広島県内のスーパーや土産物店ではおなじみの商品だ。
国内シェアの6割を占める広島のレモン栽培は1世紀以上の歴史があり、瀬戸内海の温暖な気候を生かして1898年に始まった。1964年の輸入自由化で一時は激減したが、国産農作物への再評価などで回復。JA広島果実連が「日本一の生産量を不動に」との願いを込めて開発したのがレモンサイダーだった。
果汁は県産レモン1個分。古代の製塩法を受け継ぐ上蒲刈島(同県呉市)の「海人(あまびと)の藻塩(もしお)」を加え、まろやかな酸味と香りを引き立てる。黄金色のラベルには「広島の宝物」の意味を込めているという。日米首脳会談後、関係者は特需に沸いている。問い合わせは、JA広島果実連(082・420・7150)。
からの記事と詳細 ( まろやかな酸味と香り 黄金ラベルの「広島レモンサイダー」 - 毎日新聞 )
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