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Friday, January 5, 2024

ネオネクリエーション、香りでくつろぎと交流の場を提供|週刊粧業オンライン - 週刊粧業オンライン

 ネオネクリエーション(竹内昭夫社長)はフレグランスの容器・原料の供給およびOEMの提案によって、香りビジネスの拡大に取り組んでいる。

 高額化粧品は厳しい環境にあるが、インバウンド需要向けの製品づくりのサポートなどによって着実に事業を拡張していく。

 竹内社長は「香りによってリラックスする空間と人がスムーズにコミュニティケーションできる環境とモードをつくっていきたい」と語る。

 ――コロナ禍で活性化したフレグランス市場に変化がみられますか。

 竹内 少量で、容器もそれほどゴージャスではなく、安価なものを納得して製造しているところが増えている。デザイン、パッケージにゴージャスさを求めて、香り製品をつくっていこうという動きは鈍い。

 私は25年以上前に日本で初めてガラス容器に入れたイタリアのリードディフューザーの制作製造を行った。徐々に市場に浸透し、3万円、5万円の製品が売れるようになった。それがなくなったとは言わないが、売れる量、ロットがかなり減少している。

 ――当面、厳しい環が続きそうです。

 竹内 これから日本市場だけでは厳しく、東南アジアを中心にインバウンド需要をターゲットとした製品づくりをサポートしていかなければならない。

 中長期的には、香りによって本当に人がリラックスする空間や人がスムーズにコミュニケーションできる環境とモードづくりによって、新しい市場を創造していきたい。

 様々な分野で香りによって、副交感神経を働かせ、ストレス、睡眠に効果がある研究結果が発表されている。また衣服に人を惹きつけるもの、遠ざけるものがあるが、同様に人を惹きつけ、人が集まる香りと人を遠ざける香りがある。

 リラックス、コミュニケーションに加え、AIを利用して香りを楽しむ情緒的で自然な世界をつくっていきたい。

 AIは香りを嗅いで成分を分析することはできるが、エモーショナルな世界をイメージすることはできない。そうした意味で、AIにさらに学習してもらい香りのレトリックを豊富にし、香りを視覚と聴覚で感じるマーケット創りを考えている。

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