保湿クリーム「桜雫香」と女性部のメンバー=伊那市役所で |
伊那市商工会女性部は三十日から、桜の香りがする保湿クリーム「桜雫香(さくらしずか)」を二百八十個限定で販売する。桜の名所として知られる地域らしい商品を目指し、市が県農協地域開発機構に業務委託し、女性部が開発に協力した。
同市高遠町のオオシマザクラの葉を使用し、香り成分を多く抽出する製法を試行錯誤しながら商品化した。桜特有の香りを生かすため、高度に精製された無色無臭のホホバオイルと蜜蝋(みつろう)だけを使用して製造。アレルギーがある人でも安心して使えるよう原料は天然素材にこだわったという。
昨年四月に試験販売したところ即日完売する人気ぶり。限定販売に当たり、桜の香りを高めたり、パッケージを袋入りから透明ケースに変更したりして改良した。
女性部長の柳沢智美さん(56)は「べたつかず、ハンドクリームだけでなくリップクリームや練り香水としても使える。桜の香りをまとって」とPRしている。二〇二〇年度以降も、女性部の事業として継続的に販売していく方針。
桜雫香は十五グラム入り缶一個税別千円。同商工会窓口と会員店舗で販売。(問)伊那市商工会=0265(94)2309
(中沢稔之)
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March 28, 2020 at 03:06AM
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桜の香りの保湿クリーム 伊那市商工会女性部が限定販売へ - 中日新聞
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