機械で茶葉を刈り取る藤村さん(中央)ら=甲賀市水口町虫生野で |
県内有数の茶の産地、甲賀市で二十九日、新茶の初収穫があった。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、毎年恒例の忍者姿の市職員らによる手摘みは中止。同市水口町虫生野の十五アールの茶園で、栽培する農事組合法人「グリーンティ土山」の藤村春樹代表(49)ら四人が、二人一組で黄緑に色づいた「やぶきた」の新芽に機械を当て、約百五十キロの生葉を刈り取った。
今年は芽吹きは早かったが、その後の冷え込みで霜が降りるなどし、生育が遅れた。初収穫の茶葉は、トンネル被覆という方法で保温して八十八夜(五月一日)の初市に間に合わせ、うま味を増すよう黒いネットを一週間かぶせて遮光した。
一番茶摘みは五月末まで続く。刈り取った生葉は荒茶に加工後、問屋などに卸され、関西一円に出荷。関係者によると、京都への外国人観光客激減などの影響で需要が減り、値崩れを起こしそうだという。
藤村代表は「八十八夜には本からきれいに摘める手摘みの茶を売りたいという問屋の思いもあるが、今年は人が集まれず寂しい。新芽は例年より小さいが、味や香りは濃く出ると思う」と話した。
(築山栄太郎)
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April 30, 2020 at 03:12AM
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味や香り、今年は濃厚 甲賀、やぶきた新茶初摘み - 中日新聞
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