家で過ごす時間が長い今日この頃。ひとりでゆっくり、家族でわいわい、おうちごはんを楽しみませんか。連載「料理家・冷水希三子の何食べたい?」でおなじみの冷水先生に、いつもの食卓に季節感を取り入れたレシピを教えてもらいました。
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今日のお料理の主役は今が旬のイワシ。スパイスを使ってモロッコ風に調理します。モロッコ料理といえば独特のお鍋「タジン」で作りますが、今回は家庭にある直径18㎝くらいの厚手のお鍋で作ります。和風の料理が多くなりがちなイワシを、たまに洋風の料理にすると、また違ったおいしさを感じられるはず。使うハーブによって変わる風味も楽しんでいただけると思います。
Today’s Recipe
イワシのスパイス煮
◎材料(2人分)
イワシ:2尾
トマト:1個
セロリ:5cm
EXVオリーブオイル:大さじ1
レモン皮:適量
A
クミンパウダー:小さじ1/3
パプリカパウダー:小さじ1/3
コリアンダーパウダー:小さじ1/4
チリペッパー:少々
イタリアンパセリみじん切り:1パック分(仕上げ用に少し取り置く)
セロリの葉みじん切り(あれば):1本分
白ワイン:大さじ2
レモン汁:大さじ1/2
酢:小さじ1/2
にんにくすりおろし:1/2片分
塩:小さじ1/3
◎作り方
1 Aをすべてボウルに入れ、混ぜ合わせる。イワシは手開きし、ボウルに入れて30分ほど漬け込む。
2 トマトは湯むきしてから細かく切り、厚手の鍋に入れてEXVオリーブオイル大さじ1/2を加えて中火にかける。鍋が熱くなったら弱火にし、蓋(ふた)をして時々かき混ぜながら10分ほど煮る。
3 2の鍋に1のイワシとつけダレ、筋を取って2cm大に切ったセロリを加える。そこにEXVオリーブオイル大さじ1/2を回しかけて蓋をして10分ほど煮る。
4 皿に盛り、レモン皮と取り置いておいたイタリアンパセリを振る。
写真付で、おいしく作るポイントをくわしく解説します
ポイント1 イワシの手開き
イワシは身が柔らかい魚なので、包丁でさばかなくても手軽に開きができます。
- 頭を折るか、包丁で頭側から骨まで切って内臓を引っ張り出し、おなかの中を流水で奇麗に洗って水気を拭きます。
- 尾側から骨に沿うように親指を使って骨を外し、頭側まで行ったら引き返して骨を引き外します。尾まできたら骨を折って切り取りましょう。
ポイント2 小骨やエラの処理
手開きしたイワシですが、おなかの小骨やエラなどが気になる場合は包丁で切り落としておくと口当たりがよくなります。
ポイント3 スパイスにしっかり漬け込む
漬け込む時はこんなふうに。このときイタリアンパセリを使いますが、少しだけ取っておいて仕上げに振りかけると彩りがきれいになりますし、より香り高い風味に。30分ほど漬け込んでいる間にトマトの湯むきをし、煮込みのベースを作ります。
ポイント4 トマトがソース状になったらイワシを鍋に
湯むきしたトマトを10分ほど煮込んでトマトソース状態になっていたら、煮込みのベースの準備はOK。漬け込んでおいたイワシをつけダレごと鍋に入れます。イワシができるだけ重ならないように並べます。イワシはとても柔らかいので、お皿に盛るときはへらなどを使うのがおすすめです。
辛みを足したり減らしたりしたい方はAのチリペッパーを好みの量に調節してください。今回はイタリアンパセリでしたが、パクチーやミントなど好きなハーブで作ってもおいしいです!
(料理と文・写真/冷水希三子 構成/小林百合子)
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