新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、見頃を迎えたのに刈り取られた福岡県八女市の「黒木の大藤」の花を、地元のしょうゆ店がシロップ漬けにした。例年20万人が見に訪れる花を、せめて今年は自宅で楽しんでもらおうと作った。6月には福岡市・天神の百貨店でも販売予定で、収益はコロナ対策や藤棚の整備費として八女市に寄付する。
「黒木の大藤」は国の天然記念物。開花時期に例年開催する祭りを中止したが多くの人が訪れ、「密」を防ぐため4月末に関係者が刈り取りを決定。地元の「まる昌醤油(しょうゆ)醸造元」の堤裕一郎さん(31)は、刈り取りの日に大きなたらいを持って駆け付け、花房をすくい集めた。
持ち帰った花は、桜のシロップ漬けを参考に加工。完成品はくすんだ桃色で、炭酸水などで割って飲むと上品な風味が味わえる。堤さんは「せめて色や香りを楽しんでいただければ。コロナウイルスが終息したら、来年はぜひ足を運んでもらいたい」と話す。
400個完成、1個480円(税込み)。6月2、3日に天神の福岡三越地下2階催事場で売るほか、インターネットでも後日販売する。 (丹村智子)
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May 28, 2020 at 04:04AM
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「せめて色や香りを」…刈られた「黒木の大藤」をシロップ漬けに - 西日本新聞
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