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Sunday, August 28, 2022

冨永愛、冨永章胤 ジェンダー、色、香りがシンクロするディオール ビューティー、美しさの新機軸。 - VOGUE JAPAN

真紅とヌードカラーが引き出す、
無垢で強い美しさ。

リュクスなマットの極み──新しいシグネチャーを予感させる マットなルージュを纏ったふたり。 冨永愛は真紅の999番、章胤はフォーエヴァー ヌード ルックの100番を。ルージュ ディオール フォーエヴァー スティック 全19色(数量限定2色、オンラインブティック限定2色) 各¥5,500(9月2日発売)/DIOR(パルファン・クリスチャン・ディオール) 〈愛〉ブラ¥121,000/DIOR イヤリング¥590,000/DIOR JOAILLERIE(ともにクリスチャン ディオール) 〈章胤〉ジャケット/スタイリスト私物

圧倒的な存在感と佇まいでルージュ ディオール フォーエヴァー スティックの999と720を唇に纏った冨永愛。「口紅は表情をドレスアップしてくれるもの。トレンド感あるマットなのに、乾く感じがなくつけ心地がとても良いです。唇への密着感が高く、マスク移りがないことにも大変驚きました。コロナ禍でも、テクノロジーの進化によってメイクの喜びをくれるのはうれしいこと」と語る。 

そして、愛とともにルージュを纏ったのは初登場となる、息子の冨永章胤(あきつぐ)だ。 「リップカラーを塗ったのも、撮影も人生初。『メイクですごく変わるね』と皆さんに言われたのが新鮮で、100番はナチュラルな色ですが、質感やニュアンスの変化で顔の印象が変わって面白かったです。唇の形を褒められたのも初めてですが、それはリップのおかげだと思います(笑)」と今回の体験を照れながら話す。 

ルージュ ディオール フォーエヴァー スティックの720を纏って。ジャケット¥572,000/DIOR  イヤリング¥495,000/DIOR JOAILLERIE(ともにクリスチャン ディオール)

まさにジェンダーや年齢を超えて、一人一人の魅力を引き立てるのが、このリップカラーの魅力。必ずほしい色、似合う色が見つかる全19色だ。「シェード数はランウェイのルック数のようなもの。シェードの豊富さにもディオールらしさを感じますね」(愛)

人生をエンパワーする999と、
全19色の多彩なカラーレンジ。

ルージュ ディオール フォーエヴァー スティック999 ¥5,500(9月2日発売)/DIOR(パルファン・クリスチャン・ディオール)

アイコニックな999の赤からヌードまで全19色の多彩なシェードが表現するのは、女性の強さやパワーへの称賛。革新的なフォーミュラにより、色落ちしにくいマスクプルーフ、つけていることを忘れるような柔らかなベア リップ マット フィニッシュ、そして、どこまでも軽やかな心地を実現。今メイクに求められるファッション性と機能性を備えた意志ある新ルージュ。どんな時代にあっても人々の笑顔をドレスアップさせたい──メゾンが受け継ぐ思いを宿し、美しさと自信をインスパイアする。

冨永愛&章胤、初めてのシューティング。

初登場となる冨永章胤。この9月で“モデルデビュー25周年”を迎えたスーパーモデルで母の冨永愛が、たおやかにシューティングを先導する。

ふたりが唇にのせたのはルージュ ディオール フォーエヴァー スティックの100番(章胤は前出のカットと同様のつけ方) 〈愛〉ドレス ¥960,000/DIOR ネックレス(上) ¥510,000 ネックレス(下) ¥1,050,000/ともにDIOR JOAILLERIE(クリスチャン ディオール) ブラ/スタイリスト私物 〈章胤〉トップ/スタイリスト私物

179㎝の冨永愛をゆうに追い越す、188cmという長身。母である愛とともに登場した冨永章胤(あきつぐ)は、凜々しい眉に涼やかな眼差しが印象的な少年だ。17歳とは思えぬ艶やかなオーラは、母譲りだろうか。母に抱かれてランウェイデビューも、幼少期に母と誌面デビューも果たしているが、本格的な撮影に自分の意志で参加するのは今回が初めてだ。

スタジオに向かうときは緊張して今にも倒れそうでした」と話す章胤。しかし、いざ撮影となると、章胤は周囲が息を呑むほど堂々とした姿でカメラの前に立ち、撮影が進むにつれて表情は柔らかく、悠然としてなんとも頼もしい。「まさか息子とこんな時間を過ごすことになるとは、数年前では考えられなかったですね」と、感慨深げにわが子の撮影を見つめる愛は母の顔だ。

愛と章胤。初の親子撮影は、ディオールのリップスティックと香りを纏って行われた。「昨年、初めて香水が欲しくなり、まず母に相談しました。どんな香りが僕に似合う?って。僕自身は、フローラル系の香りが好きです。自分でもつけたいし、誰かがこの香りをつけていたら素敵だな、と思う香りが幾つもあります」。章胤は撮影でジャドールを香ったとき、〝あ、お母さんの香りだ〞、と思ったと話す。「20代の頃から私がジャドールをよく纏っていたからかも(笑)。シャーリーズ・セロンのドラマティックで官能的なイメージは、当時若かった私には衝撃的でした。ジャドールが描くグラマラスな女性像が好きで、私にとってジャドールは永遠の憧れなのかも」 

アルコールを一滴も使わず “水と花々だけ”で作られた香りが ジャドールから誕生。ジャドール パルファン ドー 100㎖ ¥21,120(8月26日発売)/DIOR(パルファン・クリスチャン・ディオール) 唇にはルージュ ディオール バームの000番を全体に塗り、さらに、ルージュ ディオール フォーエヴァー スティックの100番を薄く重ねて。トップ/スタイリスト私物

フローラル系の香りが好き、という章胤。お祝いや感謝を伝えるときに花を贈ることは、自然と生活の中で学んでいた。「幼い頃から母や祖母に『お花をもらうと人はとても幸せな気分になる』と言われてきました。母には何度か花束をプレゼントしています。母が喜ぶ顔を思い浮かべながら、黄色のガーベラ、ピンクのバラ、白いバラ……一つ一つ花を選んで花束にして」(章胤)「そうそう、あるとき『鍵を忘れたから家に入れない』って連絡が来て。すぐ帰るから近所のカフェで待っててと伝えたら『カフェには行かないよ。だって、花束を持ってカフェにいるのは恥ずかしいから』って。私の誕生日にお小遣いで花束を買っていてくれたんですね。もう、大急ぎで帰りました!

SNSで仲睦まじい様子がたびたび話題になってきたふたり。ツーショット撮影になると、章胤はフォトグラファーのポージング指示に照れたりためらったりすることなく、母に顔を寄せ、母の背中に手を添え飄々と応えていく。一方の愛は、シャッターを切る一瞬ごとに母の顔、モデルの顔と表情がくるくる変わっていく。誇らしさと喜びと不安が交錯するように。

ローズやジャスミン、ネロリが奏でるその香りは大胆で美しく、パワフルでありながら、包み込むように優しく花開く。しなやかに強く生きる冨永愛の“今”を映し出すようだ。唇にはルージュ ディオール フォーエヴァー スティックの100番を。ドレス ¥960,000 スカート ¥1,400,000 シューズ ¥134,000/すべてDIOR ブレスレット ¥1,050,000 ネックレス(上) ¥510,000 ネックレス(下) ¥1,050,000/すべてDIOR JOAILLERIE(クリスチャン ディオール) ブラ/スタイリスト私物

今日、カメラの前に立ちながら、僕はなんて幸運なんだろう、と感じました。母の息子に生まれたことも、この機会をいただいたことも。感謝の気持ちでいっぱいです。同時にこんな大変な仕事を25年続けてきた母を、改めて尊敬します。撮影の後、僕は疲れ過ぎて、抜け殻のようになってしまったので」(章胤)

「少し前、息子から『モデルに興味がある』と相談されたときはうれしい反面、この世界の厳しさを知っているだけに複雑な思いもありましたが、撮影現場での姿を見て、安心しました。彼が『自分が輝ける場所』を見つけたのかな、って。礼儀と感謝の気持ちを忘れずに、さらに夢や目標を見つけてほしいと思います
」と微笑み、愛はさらにこう続けた。「ディオールは私がモデルとしてこれまでもっとも多くランウェイを歩いたメゾン。大きな縁を感じています」。世代もジェンダーも超えて、人生を香りやメイクでエンパワーしてきたディオール。その美しい提案を纏ったふたりの新章は、始まったばかりだ。

エンパワーする軽やかさ、
至極のみずみずしさ。

素肌と一体化しやすいウォーターベースで、長く優しく余韻を持続させる。ジャドール パルファン ドー 50㎖ ¥14,740(8月26日発売)/DIOR(パルファン・クリスチャン・ディオール)

その登場はいつだって鮮烈。アルコールを一滴も使わずとも、ひと吹き、肌にのせた瞬間から、ローズ、ジャスミン、ネロリのフローラルブーケがたおやかにふわりと漂い、つけたてのまま香りが持続する。水とパフュームオイルを一体化する革新的な乳化プロセスから生まれた乳白色のオードパルファムは、どこまでも軽やかでみずみずしく、その上、エモーショナルに香るのだ。

“J’adore=大好き”。ジャドールは、とびっきりの愛と幸せで満たすために生まれた花々の香り。女性への賛歌のような愛と宿命の香りを、このジャドール パルファン ドーでより軽やかに、より自分らしく。挑戦を続けるディオールが新たな道を切り拓く、まるで肌から香りがにじむような、甘美な香水体験をもたらすフレグランスが誕生した。魅惑的な香りでそっと背中を押され、静かにエンパワーされる“水のジャドール”をぜひ纏ってほしい。

Photos: KOICHIRO DOI Makeup: YUKA WASHIZU Stylist: Eiji Takahashi at ACUSYU Hair: KENSHIN Nail: Kiho Watanabe at UKA Video Director: Yukari L.Takatori @Blackout Pictures Videographer: Hiroki Konno, Ali Yokota Gaffer: Shingo Osada Interview & Text: Naho Sasaki Casting: Mayumi Nakamura Editor: Toru Mitani Video Producer: Yosuke Endo Digital Producer: Noriko Kuramoto

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