汗クサいニオイを消そうして香水をつけたら、逆にクサくなってしまった…。
そんな失敗にご注意を。
高温多湿の日本は香りが立ちやすい
梅雨の時期から夏にかけては、高温多湿で汗をたくさんかく時期です。
汗のニオイを気にして、香水をつけるときは注意して。
香りは汗と共に立ち上りやすく、さらに湿度があると香りが拡散しやすくなります。
いつものようにつけたつもりが、きついニオイのする人!ということにも…。
これからの時期、香水をつけるなら、ふだんより控えめにしたり、濃厚な香りを避けてライトなものを選ぶといった工夫が必要です。
特に海外メーカーの香水は、日本よりも湿度が低い環境で使用される前提で作られたものなので、湿度の高い日本の梅雨時にはより強く香り過ぎてしまうことも。
香りは嗅覚を通して大脳辺縁系を刺激することで、ダイレクトに人の本能に訴えかけて、強く印象を与えるパワーがあります。
逆にどんなにいい香りでも、強すぎると生理的に嫌悪感を与えることに。
正しい香りのまとい方
そこで、正しい香りのまとい方を身に着けましょう。
まず、体の近くでプッシュすると、1カ所に香水がかたまって強い香りに。
体から20cm以上離し、霧状にしてスプレーすると、薄く広がって、香りがほのかに立ち上るようになります。
また、香りは下から上に立ち上る性質があるので、足首や太ももなどの下半身につけると、ジワジワと香りが広がります。
手首の内側や、ひざの裏も◎。動脈が通っているため、血流と共に香りが立ちやすいゾーンです。
上級テクは、素肌の状態で、腰・脇腹の両サイドにスプレーを。
時間の経過と共に、服の中から体臭と混ざり合った奥行きのある香りがオーラのように立ち上って、ニュアンスを感じさせます。
鼻の近くはNGゾーン
逆にNGなのが、うなじ。
他人の鼻の近くになるので、香りがツンと相手に届いてしまいます。
また、胸のあたりにふりまくと、自分の鼻と近いため、鼻がマヒしてつけすぎになるので要注意です。
香水は、香料の含有率で種類があり、香りの広がり方も違います。
オー・デ・トワレは軽い印象がありますが、実はアルコールを多く含むため、濃厚な印象のパルファン(いわゆる香水)よりも、空間に広く拡散しやすいのが特徴です。
トワレは、つけすぎないようにしましょう。
なお、オー・デ・コロンは、アルコールが多いものの、香料の濃度が非常に薄いため、香りもさほど強くなく、すぐに飛んでいきます。
強すぎてしまうことはなく、香りの初心者でも気軽に使えます。
周囲を心地よくさせる香りのつけ方をぜひ身に着けたいもの。
ただし、香りを凌駕するほどの汗クサさがあったら台無し。
そもそも汗は無臭ですが、肌で細菌と混ざり合い、細菌がニオイの原因になる成分を作ります。
汗をかいたら、菌を繁殖させる前に、こまめにふきとることを忘れずに。
【監修】桐村里紗先生
内科医・認定産業医。分子栄養学や常在細菌学、生命科学などの知識を活かし、執筆・講演を行う。著書に『日本人はなぜ臭いと言われるのか~体臭と口臭の科学』(光文社新書)他がある。ブログ『進化しましょ。』
執筆/監修:株式会社からだにいいこと
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May 14, 2020 at 04:15PM
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