フレグランスやアロマなど、好きな香りを嗅ぐことで癒されたり、気分がリフレッシュしたりする人は多いはず。今、日本ではスタートアップ企業によって、これまでとは違った「香り」へのアプローチが始まっています。「香り」の選び方や出会い方、そして使い方まで変わるかもしれない、新しいサービスに注目しました！
パーソナルな「香り」を持つことが、当たり前の時代に
目に見えなくても、私たちの生活のなかで大きな存在となっている「香り」。自分を印象付けるアイテムとしてファッション感覚で香水を取り入れたり、またリフレッシュのためにアロマを愛用している女性は、少なくないはず。その「香り」を、AIなどのテクノロジーや新しいビジネスモデルの発明によって、より自由に、気軽に楽しめるサービスが増えているんです。
パーソナライズされた「癒しの香り」を毎月定額で。自分だけの「ストレス軽減」アロマミスト
好きな香りを嗅ぐことでリラックスできたり、気分がリフレッシュするーーそんなアロマのリラックス効果に注目し、パーソナライズされた香りを毎月届けるサブスクリプションサービスが「CODE Meee ONE（コードミーワン）」。
国産の天然精油を使用したポケットサイズのアロマミストは、性別や年齢、最も意識するストレス課題と、どのような状況で使いたいかなどの質問にWeb上で答えることで、その人に合った香りの処方が3つ提案されます。ストレス課題は「睡眠不足」「対人関係」「肉体的疲労」「二日酔い」「花粉症」「禁煙」などさまざま。また、Twitterと連携すると、AIがツイートを分析し、さらに最適化された香りになるという未来的な仕組みも、思わず試してみたくなる面白いアイデアです。
香りの持続は比較的短く、使う人だけが感じられる香り立ちなので、仕事の合間などに気分転換として使えそうな手軽さも魅力です。
あなた好みの香水をAIがおすすめ。「使い切れる」サイズでサブスク
“マイ定番”の香水があればいいけれど、「TPOによって使い分けたい」「人気の香りをいろいろと試したい」「そもそもどんな香りがいいのか自分では選べない」、そんな人には、高価な香水をいきなりフルボトルで購入するには思い切りが必要。
そこで登場したのが、ブランド香水を毎月使い切りサイズに小分けして届けるサブスクリプションサービス「SCENTPICK（セントピック）」。月額￥1680(税・送料別)から、持ち運び可能な小分けボトルに入ったブランド香水（5ml×1～3本）を配送するサービスで、数百種類あるラインナップからお気に入りの銘柄を選びます。また、香水に詳しくないという人には、AIが好みやライフスタイル、キャラクターに合わせて、自分に合う香水を見つけてくれるという便利な機能がおすすめ。サービス開始から8ヶ月で、会員数は1万人を突破しました。
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