兵庫県は２６日、新たに１７５人の新型コロナウイルス感染を確認した、と発表した。県内の累計患者数は９１６４人になった。また、神戸市が７人、姫路市が１人の死亡を発表し、県内の死者は累計１７２人になった。１２月に入り、９１人が亡くなっている。
発表自治体別の内訳は、神戸市＝４３人▽姫路市＝１３人▽尼崎市＝３１人▽西宮市＝１２人▽明石市＝１４人▽県所管分＝６２人。
クラスター（感染者集団）では、２５日までに入院患者や職員計９５人の感染が明らかになっていた加古川市の精神科病院「東加古川病院」で、新たに１４人の感染が判明。同病院関係の感染者は計１０９人になった。尼崎市の尼崎医療生協病院でも新たに職員６人、入院患者１人の感染が判明し、関連の感染者は計８４人となった。
神戸市が２６日に発表した死者７人は、おおむね７０代以上だが、４０代男性と５０代男性が１人ずつ含まれる。市は２人について「既往症や持病の有無などは把握していない」とする。県によると４０代は、年齢非公表の人を除き、これまで確認された県内の死者で最も若いという。
また、加古川刑務所（加古川市）は同日、３０代の男性刑務官１人の感染を確認した、と発表した。（まとめ・上杉順子）
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