- 「ヤンキーキャンドルの公式サイトで不満を示すレビューが増えている」というツイートを見た研究者のケイト・ペトロバは、アマゾンのレビューを調査して視覚化することで、それが大きなトレンドを示しているのかどうかを確認することにした。
- 匂いが分からなくなるのは新型コロナウイルス感染症でよく発生する症状で、キャンドルの「匂いがしない」と不満を述べるレビューが増えていることと関連している可能性がある。
- ちょっとした興味から始まったプロジェクトだが、このテーマをさらに研究したい人にとって、今回の調査結果は出発点になるかもしれない。
アメリカ各地で新型コロナウイルスの感染者数が増えるにつれ、アマゾンでの香り付きキャンドルのレビューも、ネガティブなものが増えたように思える。
ブリンマー大学のハーバード大学成人発達研究所で研究助手を務めるケイト・ペトロバ(Kate Petrova)は、「ヤンキーキャンドル(Yankee Candle)の公式サイトで、キャンドルの匂いがしないと不満を示すレビューが増えている」というツイートを見かけたことから、それについて詳しく調べてみようと、時間が空いたときにデータを視覚的にプロットし、その結果をツイートした。
このツイートがどうしても気になってしまったので。いくつかの興味深いデータがある。
香り付きキャンドル=COVID-19の意外な犠牲者
『ヤンキーキャンドルのサイトのいたるところに怒っている女性がいて、彼らが手に入れたばかりのキャンドルにはまったく臭いがなかったと報告している。彼女たちはここ数日、少し熱っぽくで味がしないということがあるのかもしれない』
ペトロバの調査によると、アマゾンで販売されているキャンドルについて「香りがしない」と述べたレビューの数は、2020年1月には2%未満だったが、同年11月には約6%に増加した。また、香り付きのキャンドルの満足度は、無香料のキャンドルよりも急速に低下していったという。
ペトロバはBusiness Insiderのインタビューで、この調査は「ちょっとした面白い頭の体操」であると強調し、「匂いがしない」というレビューと新型コロナウイルス感染症に相関関係があるのか、あるいは単なる偶然なのかを結論付けるには、より詳細な研究が必要だろうと述べた。また「これらのデータの解釈については、十分に注意しなくてはならない」とも述べた。
いずれにせよ、ペトロバはツイートが大きな注目を集めたことに「データを視覚化することのパワーと可能性を感じ、興奮している」という。
匂いが分からなくなることは、新型コロナウイルス感染症で最も一般的な症状の1つだ。中には回復しても嗅覚の異常はそのままだという人もおり、それが満足度の低いレビューの原因となっている可能性もある。11月23日に公開されたウォール・ストリート・ジャーナルの記事によると、新型コロナウイルス感染症の治療中に嗅覚を失っていた人の10%から20%は、感染症から回復しても、フライドポテトが「腐った肉」のような匂いに感じ、コーヒーの香りが「燃えるタイヤ」を思い起こさせることがあるという。
ペトロバの一連のツイートは、ここで読むことができる。
(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)
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December 04, 2020 at 08:30AM
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「キャンドルの香りがしない」というレビューが増加…新型コロナウイルス感染症との関連性は? - Business Insider Japan
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