静岡県内で4日、新型コロナウイルスの感染者41人が確認された。静岡市清水区の会社事務所と伊東、富士両市のスナックで新たにクラスター(感染者集団)が発生した。県は、感染が確認されていた高齢患者1人の死亡を発表し、県内の死者は14人になった。遺族の意向により、居住地や性別、基礎疾患は非公表としている。
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清水区の会社事務所では同日、社員3人の感染が判明し、発表済みの社員3人と合わせて6人になったことから市内14例目のクラスターに認定された。事務所には社員69人が勤務し、2人の陽性判明などを受けて会社が自主的に社員の検査を実施。個人的に検査した2人を含む67人全員が検査を受けた結果、4人の陽性が分かった。
市によると、まだ検査結果が出ていない社員がいる。事務所では換気やマスクの着用はしていたが、ドアノブや電話機など共有部分の消毒が不十分だった可能性があるという。
また、市内13例目の接待を伴う飲食店(同市葵区)でのクラスター関連で、既に発表されている感染者1人がこの店の来店客だったことが判明した。同市で4日に確認された感染者は、県発表分の1人と合わせて計25人になった。
伊東市では3人、富士市では2人の感染が確認された。両市の新たなクラスターはどちらもスナックで、4日までに陽性者がそれぞれ5人に達したため、県がクラスターに認定した。同日、確認された新たな感染者がクラスター関連かどうかは調査中という。県は2店のカラオケ機器設置や利用時のマスク着用の有無を調べている。
いずれのクラスターも事務所名、店名は公表していない。
このほかの感染者は三島市4人、浜松市2人、沼津、磐田、焼津、藤枝、吉田の各市町で1人だった。
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