神戸八社巡りで知られる一宮神社(神戸市中央区山本通)の境内で、ロウバイの花が見頃を迎えている。
半透明の花びらがろう細工のように見えることなどから、ロウバイと呼ばれる。晩冬の季語にもなっている。
境内のロウバイでは、淡い黄色の花から漂う甘い香りに誘われ、メジロやヒヨドリが訪れていた。
宮司の山森大雄美(おおみ)さん(83)は「阪神大震災で全壊した社務所の跡地に植えた。来週いっぱいは楽しんでいただけるのでは」と話していた。
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