愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る不正署名事件で、署名活動団体幹部の男性が、県警から任意で事情を聞かれたことが分かった。男性が2日、報道陣の取材に明らかにした。
男性は街頭活動に参加するなど、署名集めの中心的な役割を担った。署名を巡っては、各市区町村の選挙管理委員会に仮提出された署名簿に、同じ人が複数書いたとみられるものなど不正が疑われる署名が大量に見つかった。県警は署名簿を押収し、地方自治法違反容疑で捜査している。
また、関係者によると、団体の別の幹部が名古屋市の広告関連会社などを介してアルバイトを集め、昨年10月、佐賀市内で署名を偽造していた疑いもある。
男性によると、聴取は先月27日に行われ、団体での役割などについて説明を求められたとみられる。関係者によると、男性は自身のスマートフォンも提出したという。男性はこれまでの取材に、不正への関与を否定。2日の取材では「警察に協力しており、関与の有無を含め話せない」と語った。
からの記事と詳細 ( リコール署名集め「中心的役割」の男性、県警から任意聴取…スマホも提出 - 読売新聞 )
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