福岡県
母親の
赤堀容疑者は事件前、共通の「ママ友」を暴力団に通じた「ボス」と偽り、ボスによるトラブル解決や、碇容疑者の元夫の浮気調査などの名目で、碇容疑者に再三金銭を要求していた。
このため、赤堀容疑者は碇容疑者に「ボスのこと、元夫の浮気のことは警察に言うな」と口止めしたという。さらに、警察の聴取前に、生活状況などのやり取りが残る携帯電話を捨てることも指示していた。
碇容疑者は事件直後の県警の聴取に、赤堀容疑者の指示通り、パチンコで散財したと説明。携帯電話を廃棄し忘れていたことに気づき、「一度帰宅したい」と申し出て、自宅に戻って携帯電話を壊していた。
両容疑者は2016年4月頃に子どもが通う幼稚園で知り合い、約2年後から赤堀容疑者の金銭要求が始まったとみられる。碇容疑者が渡した額は計約1200万円に上るとされ、事件当時、碇容疑者は現金をほとんど所持していなかった。
捜査関係者などによると、碇容疑者が、赤堀容疑者にだまされていたことに気づいたのは、翔士郎ちゃんの死亡から約2か月後だったという。
両容疑者は幼稚園の同じ「ママ友」グループで行動していたが、2018年5月頃、赤堀容疑者が碇容疑者に「他のママ友があなたの悪口を言っている」とうそを吹き込み、信じた碇容疑者が赤堀容疑者を頼るようになった。この頃から、赤堀容疑者の金銭要求が始まった。
碇容疑者は翔士郎ちゃんの死亡後、警察の助言で、ママ友の悪口の真偽を確かめ、赤堀容疑者のうそだと知った。さらに福岡県警の調べで、ボスの存在や元夫の浮気も虚偽だったと判明し、だまされたことに気づいたという。
県警によると、碇容疑者は逮捕前、「(赤堀容疑者を)許せない」と話していたという。
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